占い師になるには?資格は必要?働き方は?年収は?



占い師になる方法

結論から言うと、「私は占い師です」と名乗った瞬間から占い師になれます。なぜなら、占い師として仕事をするために必要な免許は存在しないからです。占い師養成学校などが発行している認定証(しっかり勉強しましたよ、という証明)はありますが、それがなければ仕事をしてはいけないというわけではありません。

占い師として働くには?

占い師としての働き方には、個人事業(フリーの占い師)と就職の2つがあります。

個人事業(フリー)

個人事業として働く場合は、自分が住んでいる地域を管轄する税務署で、開業届を出します。「税務署」とか「開業届」とか聞くと、難しそうで、抵抗があるかもしれません。しかし、開業届は名前と住所と職業(「占い師」)を書くだけの非常に簡単な書類です。すべてを記入するのに5分もかかりません。携帯の契約よりもはるかに簡単です。万が一わからないところがあっても、税務署の職員さんは優しいので懇切丁寧に教えてくれます。

毎年、確定申告をしなければならないので、経理などの知識が必要になりますが、開業後でも学ぶことができます(青色申告をするならば、開業と同時に手続きをする必要がありますが)。税務署が確定申告などに関するセミナーを開くこともあるので、それを利用してもいいでしょう。それに、最近では会計ソフトが充実しているので、特に経理の知識がなくても何とかなってしまうほどです。

働き方はいろいろとあります。代表的なものとしては、事務所を持つ、電話で占う、ネットで占うなどです。たいていはこの3つになるでしょう。それ以外としては、テレビ番組や雑誌などの占いコーナーの監修、占いに関する執筆、メディア出演などがあります。

就職

これはそのままの意味で、占いをしている企業・事務所に就職します。企業・事務所のホームページに求人情報が掲載されていることがあるので確認してみましょう。一般的な求人サイトに求人情報が出ていることもあります。

年収はどれくらい?

ピンキリです。下は0円から(個人であれば経費で赤字になることも少なくないはずです)上は数千万円稼いでいる人もいます(でも占い単体では厳しい)。

会社・事務所に就職している場合は、300万円から400万円ほどです。ちょっと人気が出てくると、600万円前後くらいになります。

勉強は必要?

先ほども紹介したように、占い師になるための免許は必要なく、占い師を名乗った瞬間から占い師として働くことができます。それでは、占いに関する勉強はしなくてもよいのでしょうか。「なんか稼げそ~」みたいなノリで占い師になることはできるのでしょうか。

結論から言うと、勉強しておいたほうがいいです。というのも、お客さんが割と占いに詳しいからです。テキトウに「○○でしょう」といっても、お客さんから「それって違うんじゃないですか?」と突っ込まれてしまうとどうしようもありません。また、占いは新規客を作るよりもリピーターを作ることが重要です。説得力のあるトークをするためにも、ある程度は占いを勉強しておいたほうがいいでしょう。

ただ、占いの勉強をせずにそれなりに稼いでいる人がいるのも事実です。なぜそのようなことができるのかというと、占いを利用する人が求めているのは、多くの場合、カウンセリングだからです。つまり、占ってほしいというよりも、悩みを聞いてほしいわけです。なので、お客さんの悩みに寄り添って、話を聞いてあげられる人であれば、極論、まったく占いをしなくても何とかなってしまうことがあります。そういう意味では、占いだけを勉強していればいいわけではなく、カウンセリングについても勉強しておく必要があります。

とはいえ、「占い師」という看板を出しているのであれば、それでお金を稼いでいくつもりであるならば、占いについて知っておくのが筋というものでしょう。

ちなみに就職する場合は、占いの知識を求められることが大半です。まったく知識のない人を雇って、入社後に十分な研修を行うというのは基本的にはありません。あるとすれば、同じ占い会社が経営している占い師養成学校に入学させて(もちろん有料)、認定証を取得したのちに雇用する、という形になります(たまに詐欺っぽいところもあるので要注意)。

売れる占い師になるためには?

正直なところ、売れる占い師になるのであれば、占いの技術はそれほど関係ないです(売れている占い師に占いの技術がないというわけではない)。つまり、営業の問題です。

具体的に言えば、個人のホームページを持っているか、ホームページには十分な情報が記載されているか(権威付けがあると強い)、SNSでユーザーとのやり取りをしているか、リピーターの獲得に力を入れているか、お客さんを引き付けるようなトークができるか、自分が持つ雰囲気を演出できているか、といった要素に力を入れることです。

自分で占いができるのであれば、わざわざ占い師にお金を払う人はいません。お金を払ってでも占い師のところに来る人というのは、自分で占うことができない(占いの知識がない)、または占い以外の要素を求めている(カウンセリングなど)人です。占いの知識がない人に高度な占いを行っても、占いの質について判断することができず、占いを求めていない人に占いをしてもそれほど意味はありません。逆説的ではありますが、占い師として売れたいのであれば、占い以外の要素で勝負をすることになります。

もちろん、まったく占いの知識がない状態ではどうしようもありません。最低限の占いの知識は必要になりますが、この「最低限」のハードルは案外低いです。