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『TOEIC L&Rテストこれ1冊で800点が取れる!』の感想



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『TOEIC L&Rテストこれ1冊で800点が取れる!』

WIT HOUSE、成美堂出版、2018年

感想

別にそこまでTOEICをやる必要はないのですが、大学院に行って研究していくなら英語は不可欠なので、どうせやるならそれなりの点数取ってる方が自信になるよね、ということで、この本を買ってきました。なんか、探し方が悪かったのかもしれませんが、高得点用の参考書だと満点を目標にしたものが多くて、800点を超えるくらいのほどよいレベルの参考書は数が少なかったです。これが欲しくて買ったというよりも、これしかなかったと言った方がいいかもしれません。

内容なのですが、これもほかの参考書とそんなに変わらないような気がします。最初に模試を解いて、その解説を読んでいくという形ですね。そして、単に問題を解いて解説するだけでなく、ディクテーションやシャドーイングをしなさいといった指示があります。これも、ほかの高得点を目指す参考書では必ずといっていいほど指示がありますよね。といっても、私は参考書はこれ含めて2冊しか買ってないのですが、書店でパラパラとみた限りでは、どれも似たような感じでした(ちなみにもう1冊はこれ「塚田幸光『はじめてのTOEIC L&Rテスト全パート総合対策』の感想 - nancolu」)。特に目新しい部分はない参考書です。

しいて言えば、ブックカバーにも書いてあるように、「1回の模試をやりつくす、全く新しい問題集!」という点でしょうか。ただ、これも言ってしまえば、1つをやりつくすというのは、勉強の基本です。新しいことを学ぶのも大事ですが、それ以上に復習の方がはるかに重要ですからね。孔子様も復習は大事だって言っています。約2500年前から復習の重要性を言っているわけです。

確かに「1回の模試」という点であれば、今までそういうのはなかったのかもしれませんが、1冊を何度も繰り返すのは当たり前で、わざわざ「新しい」とつける程度には復習の重要性はあまり浸透していないのかもしれません。よく受験勉強で、あの参考書が良さそう、こっちも良さそう、全部良さそう、全部やろう、みたいな人がいますが、まあ、あまり良い結果に至らないことが多いですよね。TOEICでも同じ過ちをしないためには、とにかく1冊を集中してやってみるというのは非常に大切だと思います。

そんな感じで、全然目新しい点のない参考書なのですが、「はじめに」ではこのように書かれています。

800点を取るためには、目に見えない、つまりテスト対策のテクニックだけではない、本物の英語を身につけることが、結果的に一番の近道なのです。

全くその通りですね。そもそも、参考書に新しさなんかいらんのです。やることやっていれば点数取れるんですから。

解説は丁寧ですし、大事な用語が示してあったりと、全体的に丁寧な参考書です。個人的に、「これ1冊で」みたいな感じのタイトルの本はあまり好きではないのですが、TOEICでそれなりの点数(満点ではなく)を取りたい人にはこれで十分な対策になると思います。