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スマブラのいいところ


かなり長い間スマブラで遊んできているのですが、未だに「スマブラっていいなぁ」と感じることが多々あります。今回は私が感じたスマブラのいいところについて書いてみたいと思います。

とにかくシンプル

まず、ルールがシンプルです。スマブラには色々な遊び方があるのですが、それでも基本的には「相手を画面の外に出す」という点で共通しています。非常にシンプルでスッキリとしていますよね。ルールがごちゃごちゃとしていないので、余計なことを考える必要がありません。将棋だとプロでも禁じ手を使って失格になっているときが稀にありますけど、スマブラは何でもアリです。

そして操作もシンプルです。一般的な格闘ゲームでは必殺技を出すためには複雑なコマンドを入力しなければなりません。難しい技を出せることそれ自体が1つの楽しみなのかもしれませんが、実際に戦うとなると技を出せるのは大前提となってくるので、だったら最初から簡単に出せるようにしておけよ、とか思わないでもないです。そもそもコマンドの難しさってゲームの本質と関係ないと個人的には感じています(ゲームの本質を考える - nancolu)。一方スマブラでは、スティックの方向と攻撃ボタンの組み合わせだけですべての技が簡単に出せます。必殺技もボタン1つです。コマンドなんかありません。

豊かな複雑性がある

繰り返しになりますが、基本的なところは非常にシンプルです。しかし、実際のバトルは非常に複雑な展開を見せてくれます。この複雑性を言語化するのはなかなか難しいのですが、言うならば駆け引きです。

ここは攻撃すべきか?いや牽制して様子見か?クソ、攻撃してきやがった!ガードだ!なにフェイントだと!?

みたいな、まあわけわからないと思いますが、こんな感じの駆け引きが常に起きています。

当たり前ですが、まったく同じ試合はありません。毎回違った展開が起きます。これは対人戦はもちろんのことCPU相手でも同様です。こういう複雑性があるからこそ長く飽きることなく楽しめるのだろうと思います。

多くの面白くないゲームは、やりこみ要素を全面に出して複雑性を演出しようとします。たとえば「武器の数は全部で〇〇種類!君はコンプリートできるか?」とか「ステージは〇〇以上!」とかですね。しかし、実際のところは、たいてい強力な典型的な装備みたいなのがあって、それ1つで全部を割り切れるようになってしまっています。つまり複雑に見えて実は単純なのです。

それに対してスマブラは、上記の通り非常に単純なのですが、一方で豊かな複雑性を持っています。このような単純かつ複雑なものは面白いですね。量子力学とも、要はただの粒を研究対象にしているわけですが、でもその粒はものすごい複雑性を持っていて、宇宙なんかとも関わってくるわけです。たぶん、面白いものはなんでも単純かつ複雑なんだと思います。

テンポがいい

展開が非常に早いです。ほとんどのゲームは、序盤はあまり面白くありません。将棋とかオセロであれば、最初は決まりきったような手しか打てず、面白くなってくるのは早くても中盤くらいです。野球でも走者が出てこないと見ていてあまりワクワクしないですよね。

ですが、スマブラは最初からいきなり面白いです。もちろん、最初は牽制をし合うだけのこともありますけども、それでもせいぜい数十秒くらいのもので、すぐに本格的な戦いに入っていきます。

テンポよく進んでいくということは、やはりそれだけ基本的なところがしっかりとしているからでしょう。ゲームデザインがそれだけ優れているのだと思います。それに、繰り返しになるのですが、複雑性があります。この複雑性が短時間に現れてくるのはやっぱりすごいですね。

忙しいときも遊びやすい

テンポがいいこととも多少は関わると思いますが、1ゲームが数分で終わります。もちろん設定をいじればいくらでも長くできるのですが、それでもたいていの場合は2〜7分くらいではないでしょうか。大会ではよく7分でやってますよね。短時間で終わるので、忙しい社会人でも気軽に遊べます。しかも3DSやSwitchといった携帯ゲーム機からでも遊べるので準備も簡単です。

一人でも遊べる

スマブラは対人戦が一番面白いとは思うのですが、一人でもそれなりに楽しめます。なぜ一人でも楽しめるかというと、コンピューター(要はAIです)がしっかりとしているからです。64とかDXの頃だとそれほど強いわけでもなかったのですが、forあたりからかなりマシになって、SPではかなり強いと言われるようになりました。ちゃんとプレイヤーの動きに対応する形でコンピューターが動いてくれているので、しっかりと読み合いができます。

AIがまともに機能するゲームと言えば将棋や囲碁のイメージが強いと思うのですが、スマブラのようなゲームでも進歩してきているようですね。コンピューターと読み合いができるのはちょっとした感動があります。

あと、一応はネット対戦も最近のものはできるようになっているので、それを使うのもアリですね。たまにラグが出たりもするのですけども、まあまあ、遊べる範囲のものかなと思います。

今の時代(と言うと大げさかもしれませんが)、一緒にゲームをしてくれる人を集めるだけでも一苦労します。そんな中で一人でも普通に楽しめるというのはかなりポイントが高いです。

ビジュアルがいい

単純に最近のものは映像がキレイというのもあります。ただそれだけではなくて、ファイターが柔らかい感じがして好きですね。というのは、格闘ゲームにおいては、ファイターのデザインがけっこうキツイのです。筋肉がムキムキだったり、露出が極端であったりなどです。スマブラでは基本的に任天堂のキャラクターを用いているので、やっぱり表現が柔らかいですよね。見ていてそんなにストレスがないです。

個人的なことを言うと、私は普段、文字を読むか書くかの生活をしています。つまり、文字ばかり見ているので、何かしら刺激が欲しくなるのです。その意味で、スマブラのビジュアルは非常に心地良いと感じています。本当によくできてると思います。

音楽がいい

どの音楽も質が高いです。それに数も多いです。桜井さんはサントラとしても優秀みたいなことを確かどこかで言っていたと思うのですが、本当にそう思います。

これに関しても、先程の文字ばかりの生活ということもあって、スマブラの音楽は適度な刺激になっていいですね。正直なところ、私はゲームの本質に音楽は全く関係ないと考えているのですが(たとえば将棋の最中に音楽が流れていたらどうですか?)、適度な刺激という意味ではありかなと思います。

まとめ

とりあえずスマブラのいいと感じるところを思いつく限り上げてみました。たぶん意識していないだけで他にもあると思うのですが、とりあえずはこれくらいにしておきます(また思いついたら更新しようと思います)。とにかく言いたいのは、スマブラは非常によくできたゲームだということです。素晴らしいですね。