スマブラのよくないところ


個人的にスマブラは大好きでよく遊んでいるのですが、やはりよくないところもあります。そのよくないところや面白くないと感じるところを簡単にまとめてみたいと思います。

操作が難しい

スマブラはもともと、操作が複雑になってしまった格闘ゲームへの挑戦みたいなところがあって、簡単に操作できる格闘ゲームというのが一つのコンセプトになっているようです。これは確かにその通りでしょう。格闘ゲーム特有の難しいコマンドは一切なく、ボタンと方向キーだけで技が出せます。そのため、テキトウにコントローラーをガチャガチャといじっているだけでも、それなりに遊べるものです。

しかし、初心者や気軽に楽しみたい場合は問題ないものの、それなりに高度なプレーをしようとするならば、途端に操作が難しくなってしまいます。というのも、ボタン入力の力加減があるからです。これが問題になるものとして典型的なのは強攻撃と小ジャンプでしょう。スマッシュ攻撃や大ジャンプは隙が大きすぎるために強攻撃と小ジャンプを使うことが求められます。しかし、少しでも強くボタン入力をすると、強攻撃や小ジャンプを出したつもりがスマッシュ攻撃や大ジャンプになってしまい、その隙に相手に攻撃されるということがたびたび起こります。プレー中は白熱することもあって、つい強く入力してしまうことが多いです。でも、冷静になってカチカチと操作しなければなりません。

スマブラの操作の難しさはプロの試合を見ていても感じます。スマブラには世界大戦があって、お金をもらってプレーしている選手もいます。その試合を見ていると、あからさまな操作ミスをして自滅している場面を見かけることがあります。それほど珍しいことでもないため、実況者や解説者も「あ、今のは操作ミスですね。こういうミスは命とりです」「そうですね~」みたいな冷静な会話をするほどです(白熱してる場面では「おっと、まさかのミスだ!」みたいなこともありますが)。

パーティーゲームとしてみんなでワイワイと盛り上がるにはまったく問題ないのですが、上を目指すのならばプロでも失敗する程度に操作が難しいです。

覚えることが多過ぎる

スマブラに限らず格闘ゲームにおいては、自分が使用するキャラクターはもちろんのこと、相手が使用しているキャラクターについてもある程度の理解が欠かせません。なぜなら、相手キャラクターにどのような特性や攻撃方法などがあるのかを知っていなければ戦術を組み立てることができないからです。

初代スマブラは12体、その次のDXは25体とまあいい感じなのですが、Xでは35体、forで58体、SPでは80体と多くなっています。これだけ多くのキャラクターがいれば、全キャラの攻撃を把握するだけでも大変です。本来であれば、各キャラの攻撃範囲や重さ、大きさ、コンボなども把握する必要があるのですが、さすがに厳しいものがあります。

さらにスマブラではステージの効果もあります。段差が少し違うだけの攻撃の当たりやすさや回避の仕方などが変わるため、ステージを把握するのはもちろんのこと、ステージとキャラの相性も把握しなければなりません。ステージの数はもう書きませんけど、シリーズごとに多くなっています。

アイテムも含めると大変ですね。

もちろん、本来的なゲームに研究は付き物であり、どれだけ研究をするかも実力の内です。しかし、研究(何かを明らかにする)にはどこまでが明らかになっているのかを把握する(勉強)必要があるわけですが、これだけ要素が多いと勉強だけで終わってしまいます。多くの時間を費やせるプロならまだしも、普通のプレイヤーにとってはさすがに限界があるでしょう。

ただこれは必ずしも開発が悪いわけではありません。というのも、そうしないと売れないからです。本来的なゲームであればボリュームは必要ありません。将棋なんか駒は固定ですしステージ(盤)は1つですけども、未だに完全な攻略法なんてものは発見されていないわけです(二人零和有限確定完全情報ゲームなので理論上は最適解があるのですけども)。しかし、普通の人からすればわかりやすい数字はやはりインパクトがあります。ゲームとしては初代スマブラでも十分過ぎるほどなのですが、キャラ12体では面白みに欠けるように思えてしまうわけです。スマブラは本来的なゲームの大衆化に貢献しているものの、大衆化によってよろしくない要素も含んでしまったかもしれません。

シリーズによる違いが大きい

スマブラは64、ゲームキューブ、Wii、WiiU、3DS、switchにあります。どれも基本は相手を画面から吹っ飛ばすもので同じと言えば同じなのですが、異なる点も多々あります。細かいことはもう書きませんが、キャラ性能や崖でのアクションなどが異なっています。

せっかく一通り覚えることを覚えても、シリーズが異なるとそれが通用しなくなってしまいます。たしかに、普通にワイワイと遊ぶ程度であればそれほど気になる変更ではないのですが、しかしそれなりにしっかりとやろうとするならば割と大きなことで、シリーズが変われば別ゲーとして認識してもいいかもしれません。

プレイヤーの取り組み具合が違う

これはプレイヤーの話なのでスマブラそのものは関係ないのですが、一応ここに書いておきます。

ここまで書いてきたように、スマブラはワイワイと楽しむこともできる一方で、プロ選手が誕生する程度には奥深いゲームです。そのため、スマブラという1つの場にワイワイ楽しみたい人からガチで遊びたい人まで、幅広い層が集まることになります。そのため意見というか感覚の食い違いが生じることがあります。これはアマゾンなどのレビューを見ているとよくわかるでしょう。

そんなわけで、一人で遊ぶには問題ありませんが(でも一人では面白くないんですけども)、ネットを含めて複数人で遊ぶときには場に応じてプレーを変えるということが必要になることもあります。これは一概にいい悪いは言えないのですが、やはり感覚が違う人同士だとつらいものがあるでしょう。

まとめ

全体として見ればスマブラはとてもよくできたゲームなのですが、やはりよくないと感じるところもあります。またこれはスマブラに限ったことではなく、デジタルゲーム全般にも言えると思います。デジタルゲームはまだまだ発展途上なので、これから育てていく必要があるでしょう。プレイヤーが直接開発に関わるわけではありませんが、プレイヤーの意見も取り入れられていくでしょうから、デジタルゲームに関わる人全員が意見を出していくのが大切なのかもしれません。