宗教を信じるということ

日本人は無宗教?

大半の日本人は無宗教であるそうです。「あなたの宗教はなんですか?」と聞かれたときに「特定の宗教は信仰していません、特に信仰心はないです」というような答えをする人が多いようです。

しかし、そのような答えをする人の中には、次のようなことを考えていることが多いと思います。「絶対的な存在(神など)はあり得ない」これはかなり仏教的な考え方です。「ガチガチの決まりに従うなんておかしい」これはかなりキリスト教的ですね。

あまりピンと来ない人は多いと思うので、もっとわかりやすい例を出すならば、墓参り、盆踊り、祭り、初詣、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン、結婚式、葬式、七五三などなど、これらに参加したことのある人は、なんらかの宗教の信仰者です。

と言った時に、多くの反論があるでしょう。しかし、見る人が見れば、それらは明らかに宗教的な行為です。

赤ちゃんがビー玉を見つけて口に入れようとしたとします。多くの人は「そんなもの食べたらダメ!」と言ってそれを阻止しようとするでしょう。しかし、あかちゃんはビー玉を食べるという意識はなかったはずです。そもそも「食べる」という言葉を理解していません。でも、見る人が見れば、その赤ちゃんの行為は明らかにビー玉を食べているように見えるわけです。

宗教も同じです。端的に言えば、「宗教」が何かを知らないだけです。宗教を少しでも知っている人からすれば、先ほど挙げた例は明らかに宗教として見えるわけです。「宗教=カルト」みたいな認識は未だに根強いのかもしれません。しかし、宗教はかなり身近なものであり、人間の生活の至るところに宗教はあります。宗教はそういうものです。中には、宗教は不要だと言う人もいます。であるならば、人が死んだら生ごみとして捨てるのでしょうか。(法的にマズイというのもあるのですが)やっぱりそういう行為は受け入れがたいものがあります。

とまあ、色々と書いたのですが、実際のところ、宗教とは何かというのは非常に難しい問題です。とはいえ、答えが出ないにしても、宗教について考える機会がもう少しあってもいいのではないかという気がします。