宗教哲学ができる有名大学


宗教哲学科はない

「宗教学科」とか「哲学科」とかがあるのは言うまでもありませんが、「宗教哲学科」という名前で設置している大学はおそらくないと思われます。

それを踏まえた上で、宗教哲学で有名な大学と言えば、京都大学でしょう。

宗教学専修 « 京都大学大学院文学研究科・文学部

名前は宗教学ですが、西田幾多郎などの京都学派の伝統を持っており、実質的には宗教哲学をやっています(逆に宗教学をするなら京都大学はあまり行かないほうがいいかも)。宗教哲学に特化したカリキュラムでやっていきたいのであれば京都大学は合っているかもしれません。

何を勉強・研究したいのかを明確に

京都大学以外でも宗教哲学をすることは可能です。しかしその場合、宗教学科や哲学科の中の部分としてやることになると思われます。宗教学科や哲学科を設置している大学であれば、普通は宗教哲学を専門とする教員を1人は置いているので、その人の講義をとったりゼミに参加したりすることになるでしょう。

ただその場合、その教員が宗教哲学の何を専門としているのかが重要となってきます。言うまでもなく宗教哲学と一言で言ってもその内容は多様ですから、教員によって指導できる内容も異なります。ニーチェを専門とする人もいればトマス・アクィナスを専門とする人もいますし、親鸞を扱う人もいます(ちなみに京大は人物研究に重きを置く傾向があります)。人物ではなく宗教多元主義や神義論などを専門にする人もいます。

本当に研究者によってやっていることは違いますから、自分がやりたいことを明確にした上で、その分野を専門にしている教員が所属する大学を選択するのがベストです。大学院は当然のこととして、学部受験の場合は対象を絞るのは難しいと思いますが、それでもある程度の分野というか方向性のようなものは持っておいたほうがいいかもしれません。

まとめ

宗教哲学に特化した形で取り組めるのは京都大学くらいでしょう。他の大学であれば宗教学科や哲学科を設置している大学でなら一応はできます。その際、教員の専門分野を確認しておくことが大切です。なんだか身も蓋もない記事になってしまいましたが、頑張ってください。