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セカイ系は行きつくところまで行った?



サザエさん見てるときだったかな、カップヌードルのCMを初めて見ました。高校生がイチャイチャしていて、その後ろで怪獣が暴れたり、隕石が落ちてきたりするCMです。セカイ系の特徴をこれでもかというほどにぶち込んだ感じに仕上がっていましたが、セカイ系も行きつくところまで行ったら自虐になるんだなぁという気がしました。ものすごく、なんというか、あからさまですね。ある種の炎上商法みたいにも思えるんですが、逆にあそこまで吹っ切れたら共感する人もいるのかもしれません、少数だと想像しますけど。

セカイ系と恋愛はやっぱり相性がいいようです。周りが見えなくなっちゃいますもんね。昔はやったセカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)もそうだと思いますけども、純愛ブームとセカイ系も面白い関係がありますね。たしかこの辺って、社会学とかで何か研究があったと思います。不勉強なもので、勉強しておかないとなぁーと思っているんですが。

こういうのってどっから始まったのかな、というのが気になるんですが、やっぱり『若きウェルテルの悩み』とかその辺なような気がするんですね。最後の方に「世界は消え失せた」みたいな表現ありませんでしたっけ?最後に読んだのが学生のときなので、記憶が曖昧なんですけども。愛によって自分の世界に意味が与えられて、またそれが世界の中心になるわけです。だから失恋というのは世界そのものの消失であって、ある種の「死」なんですよ。

これもよく言われることですが、恋愛っていうのは宗教的ですよね。だからこの辺のことをしっかりと分析していけば、現代的宗教というのが見えてくるような気がするんですよ。宗教と文化の関係です。文化の背景には絶対に宗教がありますが、恋愛という文化の背景には、何らかの宗教的な要素があるはずです。恋愛が宗教そのものなのかもしれないけども、オタク文化とかサブカルとかを考えるとまた違うように思うですよね。他にもJ-popと宗教の関係を調べたものとかもありますが、CMと宗教というのも面白そうです。

ただ、やっぱり私はその背景には、現実認識と虚構があると思うんですよ。そうでもないかな?つまり偶像なんですよ、偶像崇拝の、あの偶像です。うまく表現できないんですけど。でも誰かやってそうな気もするなぁ。

エヴァンゲリオンからもう20年以上経っているんですが、そろそろセカイ系の次が出てくるんじゃないかなという気がします。