聖母マリアに関する絵画を集めてみた


聖母マリアに関する絵画をいくつか集めてみました。ちなみに、聖母マリアは、言うまでもないかもしれませんが、イエス・キリストの母親です。マリアが登場する場面にはいくつかジャンルがあるのですけども、ここではあまり細かいことは気にしないことにします。

ラファエロ「美しき女庭師」

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タイトルが紛らわしいですけど、中央の女性がマリアで、2人の子供はイエスとヨハネです。ルーヴル美術館では『聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ』というタイトルで展示しているそうです。ラファエロは聖母子像をよく描いているのですが、これが比較的有名でしょう。全体的に厳かな印象がありますが、その中にも母の愛が表現されているように思います。

ブグロー『聖母子』

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ブグローは新古典主義の画家です。ブグローと言えば少女の作品の印象が強いのですが、こういったちょっとかための作品もあるようですね。マリアの表情もちょっとかためです。黒色の衣装も珍しい。イエスもなんかあまり子供らしさがなく、権威みたいなのが出ているように感じます。

ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ「祈る聖母」

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ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィは1609年生まれのイタリアの画家です。バロック美術になりますね。マリアの表情や、優しく合わせられている手が魅力的です。日本では宗教は嫌われがちですが、祈りの姿は美しいですね。

ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ「聖母子」

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もう一枚、同じ画家から。幼いイエスを優しく抱きかかえるマリアが描かれています。ここでもマリアの表情が素晴らしいです。ちなみに、キリスト教絵画では、青色は真実を意味し、赤は愛を意味します。今更ですけど、マリアに関する作品には青色と赤色がよく使われています。

ロセッティ『見よ、われは主のはしためなり』

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これは受胎告知ですね。大天使ガブリエルがマリアに、イエスを身ごもったことを伝える場面です。日常的な描き方をしているのが面白いです。

ムリーリョ『無原罪の御宿り』

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このマリアはかなり幼く描かれていて、今の時代に見ても「かわいい」という印象をうけます。本作は1600年代後半に描かれているのですが、当時からかなり人気だったみたいです。時代によってかわいさは変化すると言われますが、案外、共通しているところもあるのかもしれません。

ムリ―リョ『聖母子』

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同じくムリ―リョから。こちらのマリアは先ほどの作品よりも、ちょっと大人びた印象があります。青と赤が印象的で、宗教的ではあるものの、どことなく素朴な、一般的な家庭の女性という感じがしていいですね。ムリ―リョの他の作品には生活感漂うものが多い傾向にあります。