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本屋はデカければいいってもんじゃない



『大人の算数・数学再学習―小中高12年―』を買うために、久しぶりに本屋の数学の棚に行きました。本当に久しぶりで、何年ぶりだろうってくらいでした。数学の隣には物理とか科学の棚もあったんですが、面白いですね、全然理解できないのですが、超弦理論だとか遺伝子工学だとかポワンカレ予想だとかラマヌジャンだとか、そういう本がたくさんならんでいました。自分の知らない世界があるというのは、こう、表現が難しいんですけども、良いですね、わくわくします。

そういう知らない世界を提示してくれるのが、本屋の棚の良いところなんですよね。本ってテキトーに並べられているようにも見えるんですが、意外と考えられています。有名な先生の本の近くにお弟子さんの本が置いてあったりとか。こういう細かいところに気を使っていると、「おっ、ここの本屋にはやり手がおるなw」となるわけです。それで他の本も見てみようと思うんですよね。

そういう細かいところはちょっとわかりにくい場合もあるんですが、入口とか目につきやすいところの陳列はわかりやすいです。なんとかフェアみたいな感じのコーナーに注目の本が並んでいたりします。こういう陳列を見ることで、本屋の色みたいなのを感じ取ることができます。

何が言いたいかというと、扱う本がまったく同じだったとしても、本屋は全然違うということです。ここがわかっていないと、「本屋はデカい方がいい」みたいなことになってしまいます。でも、実際そういう本屋は多いんです。ただ本を揃えました~みたいな本屋ですよね。何も考えてないんです。入口の一番目立つところでも単に売れている本を並べているだけで何の面白みもなかったり、ただランキング形式にしたり。東京駅の近くにも馬鹿でかいのがありますが、どうなんでしょうね。ビジネス街だからビジネス書には若干力を入れているようですけど、それでもあまり面白みのない陳列だなぁとは思うんですが。

しかし、本屋としてもそうせざるを得ない部分もあるようで、陳列に力を入れても、お客にとってはそんな細かいところまで気にしていられなかったり、なんとなく「デカい方が立派」な印象があるんでしょうね。ある意味、本の大衆化?いや、まあ、何とも言えないですけど。

でも、良い本屋は本当にいいですよ。そういう本屋には行くたびに面白い発見があります。最近ではネットがかなり普及して、「本屋なんかいらないじゃん」みたいな風潮もあるようですが、わかってないな~なんて思ったりします。確かに欲しい本が明確ならネットの方が確実ですけどね。でも知らない本に出合えるのは本屋のいいところですよ。そして良い本屋というのはしっかりと考えて本をそろえているものです。

本屋にも性格がありますからね。自分に合った本屋を見つけることができれば絶対楽しいですよ。