大学院の入学試験は年2回ある?内容は違うの?


大学院の入試は夏と冬の2回

大学学部の一般入試は冬に1回行われるのが普通ですが、大学院の入試は夏と冬の2回行われることが多いです。夏はだいたい7~9月、冬は1~2月に行われる傾向があります。夏と冬のどちらを受験しても入学は4月です(中には9月や10月入学の入試もありますが)。

募集要項に特に記載がない場合は、夏と冬の両方を受験することもできます。もし夏に受験して不合格だった場合は、冬にもう一度受験をして、再挑戦できるということです。

試験内容は異なる?

大学によっては内容を変えてくるところもあるかもしれませんが、基本的には夏も冬も同じような形式、同じようなレベルで出題されます。ちなみに私は夏の入試に失敗して冬も受験し合格したのですが、試験の内容はほとんど同じでした。(言うまでもないことですが、まったく同じ問題が出題されるわけではありません。念のため)

なぜ2回行われる?

結論から言ってしまえば大学の都合で、主な理由としては学生の確保が考えられます。有名大学や人気のある専攻であればある程度は人が集まってくるのですが、知名度の低い大学であれば定員割れすることが珍しくありません。また、有名大学であっても、よくわからない専攻では定員割れを起こすことがよくあります。

大学であっても運営していくにはお金が必要であり、学生からお金をもらわなければやっていけません。また、定員割れが続いてしまうと、国から補助金が出なかったり、専攻をなくなってしまったりするため、大学を存続させるには学生を集めることが欠かせないのです。

というわけで、学生を広く集めるために、入試を2回行っています。ちなみに、ほとんどの大学院では夏と冬の2回ですが、夏秋冬の3回行っているところもあります。また、定員をあまり気にする必要のないところに関しては(国立大に多い)、冬に1回だけする場合もあります。

夏と冬のどちらを受験すべき?

試験の内容はほとんど同じで、入学時期も同じです。なのでどちらを受験してもいいのですが、とりあえず夏に受験するのがよいでしょう。

現在学生である場合、冬入試は卒論や修論などで忙しくなります。そのため、十分に入試対策を行えなくなる可能性が高いです。また、冬は夏に失敗した人が再受験することが多く、みんなかなり勉強してきているので、競争が激しくなることもあります(定員割れしているところはそうでもないかもしれませんが)。

また、夏だとまだ実力が付いていないから冬にしよう、と考える人もいるのですが、そういう考え方をしていると、真剣に勉強する機会を作ることが難しくなってきます。むしろ「夏までに絶対実力をつけてやる!」くらいに自分を追い込んだ方が結果的には合格しやすいでしょう。もし夏に失敗しても、冬までには実力がかなりついているはずです。