どうぶつタワーバトルで遊んだ感想



どうぶつタワーバトルはゲームである

どうぶつタワーバトルは言うまでもなくスマホアプリです。スマホアプリにおける「ゲーム」の大部分は双方向動画でしかないのですが、しっかりとゲームになっています。対戦相手がおり、勝ち負けが明確で、戦略・戦術を考える余地がしっかりと作られています。

ゲームは、ゲーム性を高めようとすると必然的にボードゲームになります(将棋はその最たるものです)。また、ボードゲームはスマホとの相性が非常によいので、スマホアプリにおけるゲームの多くはボードゲームをそのまま移植したものです。

しかし、どうぶつタワーバトルは、スマホという形式をうまく活用しています。ピースを回転させること、ピースを落とす角度など、こういった要素はボードゲームで再現できるものではありません。

私はすべてのスマホアプリにおける「ゲーム」をプレイしたわけではありませんが、どうぶつタワーバトルは、スマホアプリにおいて最も完成されたゲームであろうと思っています。

複雑性

どうぶつタワーバトルのルールは非常に簡単で、プレイヤーが交互に土台へピースを配置していき、最終的に土台からピースを落としたほうが負け、というものです。しかし、ピースの形状やピースの角度などによって豊かな複雑性が生まれ、戦術を考えることができます。

どうぶつタワーバトルに限りませんが、単純の中に見る複雑性というのは楽しいですね。これをしたらどうなるんだろう?こっちならどうかな?と考えがどんどん広がっていきます。また、対戦中、相手の予想外の配置法に遭遇すると「そんなやり方があるのか!」と驚くと同時に頭がとろけそうになります。

本来ゲームとはこういうものなのですが、最近の「ゲーム」はただの双方向動画でしかなく、考える要素がないので面白くありません。特にスマホアプリの「ゲーム」はひどいことになっているのですが、このような状況の中でどうぶつタワーバトルが出てきたのは素晴らしいことです。

説明いらずの簡単操作

これだけの複雑性を持っているのですが、操作方法やルールが非常にシンプルで、勉強が必要ありません。普通、ゲームを楽しむためにはある程度の勉強が必要なのですが(しかし、最近は説明書すら読まない人が多いようです)、2,3回実際にプレイすれば十分すぎるほどに遊び方がわかってきます。

また、数十回遊べば(1回のゲームはすぐに終わるので苦痛はないはずです)、テキトウに配置したピースが予想外の動きをして攻めることができた、というような経験ができるので、戦術に関しても自然と身についていきます。

さらに、日本語で設計されているものの、日本語がわからない海外の人でもすぐに遊べるようですし、これはとても良いことだと思います。

もうちょっと長いゲームがあってもいいかも

私は、どうぶつタワーバトルは本当に素晴らしいゲームだと感じているのですが、しいて悪いところを言うならば、1回のゲームが非常に短い点です。これは手軽に遊べるという意味ではメリットにもなるのですが、ずっと遊んでいると「このゲームもっと続けばもっと白熱するのになぁ」と感じることがよくあります。

そういう意味では、土台をもっと大きくしたり、ピースを小さくしたりして、ゲーム時間が長くなるようにしてもいいんじゃないかと感じます。あるいは、バレーなどのようにセット制にするのもいいかもしれません。

しかし、現在のものでも十分楽しめるので、短い版と長い版の2つを用意してもいいんじゃないかとも思います。

まとめ

素晴らしいの一言です。