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潜伏キリシタン関連遺産世界文化遺産登録やったね!



「潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産へ | NHKニュース

おお!これはいいニュース。これいつから手続き始めてたんだっけ、結構前からやってましたよね。そうでもなかったかな?どうなるんだろーってずっと思ってたんですけども、登録に向かうようなので良かったです。

日本ではあまりキリスト教はぱっとしないところがあります。しかし、ちょっと日本を出ればキリスト教を信仰している人はたくさんいます。どことなく「西洋の宗教」みたいなイメージが強いと思うんですけども、実際にはアジアの方が信者数は多いですし、もはやアジアの宗教といっても過言ではないでしょう。最近では特に中国がすごいですね。それに、もうちょっと大きくとらえて、一神教と考えれば、世界で2人に1人が信者です。日本にいればキリスト教、イスラーム、ユダヤ教はかなりの少数派ですけども、日本を出れば逆転しますので、グローバル化とかいうのであれば宗教への理解も大切だと思います。今回の文化遺産登録で、そういったところに興味を持つ人が増えたらいいですね。

あと、潜伏キリシタンということなのですが、これは特に大事なことだと思います。日本ではよく「日本は多神教で宗教に寛容だから素晴らしい」といった言説が聞かれます。「潜伏キリシタン」の一言だけで十分すぎる反論になっていると思いますが、「寛容」である日本がキリスト教を禁止していた歴史があるということです。これはしっかりと認識したほうがいいと思いますね。日本にいると長崎ってあまりパッとしない感じに思う人は少なくないと思うのですが、世界的には長崎とキリスト教の関係はかなり有名です。それだけ注目されているということです。

別に多神教が悪いと言いたいのではありません。確かに宗教紛争の数で言えば、おそらく多神教よりも一神教の方が多いでしょう。しかし、多神教であっても非寛容な側面はあるのですから、その点を無視して「多神教は寛容だ」と主張するのは単純化し過ぎです。反対に非寛容と言われることが多い一神教にも寛容な側面はあるのであり、それを無視して「一神教は非寛容だ」というのはやはり単純化しています。単純な善悪二元論に陥るのではなく、多角的に認識することが大切だと思います。

とりあえず、文化遺産登録が決まってよかったです。これが宗教間対話とか、そういった方向のきっかけになればいいですね。