最も有名な画家ファン・ゴッホとその代表作

ファン・ゴッホ

ゴッホはオランダを代表するポスト印象派の画家です。代表作のほとんどはフランスで描かれているため、フランスの画家というイメージが強いかもしれません。生前はまったく評価されなかったものの、死後に高く評価されることになり、現在では世界を代表する画家として最も知られています。

ゴッホは割とハチャメチャな人生を送りました。牧師の家庭に生まれ敬虔な伝道師になるのですが余りにも熱心過ぎて教会から追い出されたり、娼婦と恋愛に落ち家族から追い出されたり、生活ができずに弟のテオに養ってもらうも結局は追い出されたり。

また同時期の有名な画家ゴーギャンと共同生活をしているのですが大げんかをして、自分の耳を切り落としています(ちなみにその切り落とされた耳は娼婦に「保管しといてくれ」と送られました。え?)。

これでもかなり端折っているのですが、ほんとうに色々やらかしています。人生なんとかなるものだ。

しかし、これらのあまりにも感情的な行動は、確実にゴッホの作品に影響を与えています。多くの苦悩を抱えていたからこそ、素晴らしい作品を描くことができたのでしょう。

ファン・ゴッホの代表作

『古靴』

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ひどく汚れた靴が描かれています。解釈はいろいろとあるのですが、労働者が使いつぶしたのでしょう。この靴から労働者の苦労というのが見えてくるようです。汚いですけども美しいですよね。美しいの反対は「汚い」ではなく「醜い」ですから、汚いものの中にも美しさはあります。

『日本趣味 : 雨の大橋』

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歌川広重の『大はしあたけの夕立』の模写になります。これ以外にもゴッホは日本の作品の模写を行っています。当時、日本趣味が流行していたこともあるのですが、ゴッホは特に日本を好んでいたようです。自然豊かな理想的な国とも考えていたとか。

『タンギー爺さん』

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タンギー爺さんというのは、画材店の店長さんです。ゴッホをはじめ、お金のない画家に格安で道具を提供していたため、多くの画家から親しまれていました。ゴッホはタンギー爺さんが好きだったようです。

『夜のカフェテラス』

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ゴッホの代表作です。好きな人も多いのではないでしょうか。ちょっとお高いカフェで富裕層がよく集まったようです。ガス燈の光もあり、洒落た雰囲気がありますね。ちなみにこのカフェは「カフェ・ファン・ゴッホ」という名前で現在も運営しています。

『星月夜 糸杉と村』

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これはゴッホが耳を切り落として精神病院に入院させられた時に、病室からの景色を描いたものです。画面左の上に向かってうねうねと伸びているのが糸杉です。画面真ん中の下にある、とんがった建物は教会なのですが、実際にはなく、ゴッホの想像で描かれました。信仰心の表れ、なんですかね?また空の星やうねうねとした表現はかなり独創的ですが、ゴッホの精神を覗いてるかのような気分にもなれます。

『ひまわり 15本』

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絵画なんか全く興味ないって人でも知っているであろうゴッホの代表作『ひまわり 15本』です。うーん、いいですね、ええわぁ(*´ω`*)

これは有名ですが日本にあります。損保ジャパン日本興亜美術館、新宿駅からすぐ行けるので、ぜひ行ってみてください。本物は画像よりもはるかに美しいですよ。意外と大きくて迫力もあるのですが、そういったことは本物でないとわかりませんからね。

『ひまわり 5本』

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せっかくなのでもう1枚ひまわりを。これも日本にあったのですが、世界大戦で焼けてしまって、現在はもう見れないんですよね…。残念です。

『自画像』

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ゴッホは自画像をたくさん描いているのですが、これは特に有名だと思います。背景がうねうねしているのが特徴的ですね。うねうねさせるのが好きだったのかな?精神的な迷いとかかな?

『耳を切った自画像』

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もう一枚自画像(年代ぐちゃぐちゃですが…)。耳切れてますねぇ…。最初にも書きましたが、切り落とした耳は娼婦に送り届けているようです。なんで送ったん??

そしてそれがきっかけで周りが「さすがにヤバくね?」と精神病院に入院させることになります。ちなみにゴッホの代表作の多くが入院中に描かれています。

この耳切事件はゴーギャンとの共同生活中に起きたんですが、喧嘩が原因だったとかいろいろ言われていますが、明確にはわかっていないようです。ゴーギャンが「お前の耳、変な形やな」って言ったとか、言ってないとか。

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