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twitterは文脈を理解しにくい



文脈が分からないと炎上しやすい

twitterが炎上しやすいことはよく言われており、その原因についてまとめているwebページも多いのですが、文脈について書いているものは少ないように思います。

この前テレビで、twitterで炎上した件について、ツイートの真意を説明している芸人さんが出ていました。そのツイートを見る限りでは、確かに炎上してもおかしくはないだろうというような内容でした。それについて芸人さんが、ものすごく長い解説をするんですね。140文字以内の短い文章に対して、10分近く解説をしているわけです。

解説自体は割と筋が通ってましたし、ツイートの内容とも合致していたので、テキトーにツイートしたのが炎上しちゃって後から言い訳をするようなタイプのものではありませんでした。炎上したYouTuberがよく言い訳していますが、その類ではなかったです。

解説を聞けば「なるほど、そういうことだったのか」となるのですが、ツイートだけを見ると「コイツ何言ってるんだ!」と炎上してしまうわけです。これは文脈を無視して、ツイート単体で解釈しようとするから起こるのだろうと思います。

twitterは文脈が分かりにくい

当たり前のことですが、1つのツイートには、基本的に140文字しか打ち込めません。そのため、必ずしも140文字の中に伝えたいことがすべて記入されているわけではありません。つまり前提が書かれていないツイートがあるということです。

たとえば、以前ツイートした内容を踏まえた上で、何らかのツイートをする場合などです。タイムラインをある程度追えば理解できるけども、ツイート単体で読むと何を言っているのかわからないことは珍しくありません。

しかし、炎上の際にはよくリツイートされますけども、リツイートされるのはたいていその問題となっているツイートのみです。文脈を掴めば意味をなすツイートでも、そのツイート単体でリツイートされれば、文脈を掴めないために何を意味しているのかが分かりません。

今回の炎上した芸人についてもそうでした。以前から問題となるツイートの内容に関連するツイートを何度も投稿しており、その文脈においては適切な意味になるものの、そのツイート単体で見れば問題発言になってしまいます。

リツイートなどによって文脈から分断された単体のツイートを見た際に、「これはどのような意味なんだろう?どういう背景があるんだろうか?」とワンクッション置いて、実際にそのツイートをした人の立場や過去のツイートを把握した上で、そのツイートを解釈できればいいのですが、多くの人はそうはしません。リツイートされてきた、「このツイートは問題だ!」、さらにリツイート、という流れになってしまいます。

ここにも、以前から書いているように、記号的な思考の影響があるように思います。記号的な思考を人たちにとっての言葉の理解とは、自分の頭の中にある言葉の辞書的な意味と、書かれている言葉が一致するかどうかでしかありません。全く同じ言葉であっても文脈によって意味が変わるということ、そして言葉の解釈の難しさを彼らは知らないために、反射的に言葉に反応してしまうようです。

twitterで何か真剣にメッセージを伝えたいのであれば、その書き方にはかなりの注意が必要だと思います。twitterはユーザーが多く、またリツイートなどにより伝わりやすいため、多くの人にメッセージを聞いてほしい場合には有効ですが、同時に誤解されやすくもあるので、ここのバランス感覚が大切です。