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星と比べればちっぽけな悩みという考え方が嫌い



現代人の考え方というのが気になっていて、最近Jpopをよく聞くのですが、たまに「星と比べたら自分の悩みなんかちっぽけなもんだ」みたいな歌詞がでてきます。そんなに多いわけではありませんが、比較的使われやすいフレーズ(フレーズというかニュアンスというか)なのかなぁと感じています。

それで、そういったニュアンスの歌詞を聞いて、聞いた人はどう感じているんでしょうか?私はこういう考え方が嫌いです。全然解決してないじゃないですか。考え方を変えればそれでOKってそんなわけないでしょう。たとえば、強くなるために日々苦悩しながら努力しているスポーツ選手がいるとしましょう。そして突然知らない人がしゃしゃり出てきて「考え方を変えればいいですよ。あなたは十分に強いのです。そんなに苦悩しなくてもいいのです」とか言ってきたら、普通はキレると思います。

だから、なんというかな、軽いんですよね。「考え方を変えればいいんだよ~」で納得できる程度のことだったということではないですか?それって、「悩んでいる」というよりも「困っている」程度のものだと思うんですよ。あまり色々と書いたら怒られそうですけど、パフェ食って癒された、というのをSNSで見かけますが、悩み抱えてたらそんな簡単に癒されないでしょう。

問題を単純化して、考えないで済むようにしているように思えてしまいます。問題があるのならば、その問題がどのようなもので、その原因がなんなのか、また解決するためにはどうすべきなのかを考え、そして実行する必要があります。非常に大変なことです。複雑です。それを考え方の変更ということで単純化し、実際にある問題をなかったことにする。これは現実を見れていないと思います。

確かに、考え方を変えて、視点を変えて問題を捉え直すことは重要なことだと思います。しかし考え方を変えて問題をなかったことにするのは、それは違うでしょう。それって自分自身をないがしろにしているようなものだと思うんですよね。そもそも自分がないのであれば、自分をないがしろにするということもできないのかもしれませんが。