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単語王2202を使ってみた感想レビュー

単語王2202

発行:株式会社オー・メソッド出版、編著者:中澤一

大学受験用の英単語帳です。関関同立・マーチ~東大・京大といった難関大学の受験を想定して作られています。収録している単語数は2202個ということになっていますが、同義語や対義語なども掲載されており、それらを含めると多分1万個くらいになりそうです(1万まではいかないかもしれませんが、でもかなりの情報量です)。

細かい特徴については、「単語王2202」で検索すれば関連するページが腐るほど出てくるのでそれを見るのが良いと思います。

感想

私は会社を辞めてこれから大学院へ進学しようと考えているところなのですが、院試に英語があるため、その勉強に単語王2202を購入しました。大学受験、学部を想定した単語帳ですが、院試にも使えるだろうと思います。

そもそも英語学習に単語帳というのはあまり良くなく、辞書を使いながら長文読解などをしていくのが一番良いのですが、やっぱり試験に出やすい単語が集められているというのは便利です。

そういう意味ではターゲット1900とかシスタンのような、1語につき1つの核となる意味が掲載されているタイプの単語帳を使って、辞書で肉付けをしていくような形の方が効率はいいのかな、という気はしました。

ただそれだと単語帳で暗記する段階では単語が持つ意味を十分にくみ取りにくく、実際に使える状態ではないですから、単語王2202のように多くの情報を出してくれているのは助かります。あと文化やキリスト教に関することが書いてあるのも便利ですね。言葉と文化の関係は密接ですから、文化を理解できなければ言葉もわからくなってしまいます。

単語王2202の使い方としては、書いてあることをすべて暗記するのではなくて、最初に単語とそのある程度の意味だけを覚える。そして覚える際は、単に単語と意味を結びつけるだけではなくて、できる限り情報から単語の概念をつかむようにするのが良いだろうと思います。

また、単語王2202には情報が豊富とはいえ、これだけでは無理がありますから、やっぱり英和辞典と英英辞典を使って長文に当たりながら徐々に単語の使い方を覚えていき、気付きがあったときに単語王2202にノートしていく、というのが良いかなと感じました。

良い単語帳だと思います。読み物としても面白いですね。

追記

アマゾンで単語王2202のレビューを見ていたら色々なことが書いてあって面白かったです。

単語王2202への批判として多かったのが、意味の羅列になっている、多くの意味を出せばいいというものではない、という感じの意見です。これは羅列でいいんですよ。これで単語の輪郭を示しているわけです。

逆にターゲットなどの一単語一和訳は単語の核を示しています。今手元にターゲットがないのでハッキリとしたことは言えませんが、たぶんターゲットは一単語に一和訳を与えればOKとは言っていないと思います。単語の核を提示しますから後はそちらで単語に肉付けをしてくださいね、という感じのスタンスだと思います。

やっていることは、どちらも単語の理解という点で一致しています。ただ、理解のアプローチが違うだけで、ここは学習方法への個人の好みの問題です。

レビューの中には、単語と意味を関連づけることができれば、その単語は理解したことになる、と考えいるように見受けられるものがありました。そんなわけないじゃないですか。それだったらどうやって解釈しろというのでしょう。

そもそも単語帳というのがおかしいのです。ただ、試験の性質上、単語帳があったら便利だよね、というだけの話です。だから最終的には長文読解や英作文などで実際に単語に触れることが大切です。