スポーツがパズル化してきているような気がします

私はスポーツもゲームだと考えています。日本では一般的にゲームというとビデオゲームのみを意味しますが、将棋やロボコン、スポーツなどもゲームです(「ゲーム」は「スポーツ」の上位概念だと思います)。そして、本来ゲームであるスポーツが何となくパズル化してきているように私には感じられます。

ゲームとパズル

ゲームとパズルの違いについて簡単に書いてみたいと思います。

まずゲームについてですが、これは以前記事にしました「ゲームは本当にくだらないのか?そもそもゲームとは何か」(でも読み返してみるとこれはこれでおかしいですね、まあ今は気にしない)。簡単に言うと、ゲームには勝ち負けの定義があって、そして戦略と戦術を考える余地があります。ゲームには必ず相手がいて、お互いが勝つことを考えます。だからこそ勝つための戦略と戦術を考える必要があります。ちなみにこの意味で大半のビデオゲームはゲームではありません。例えばマリオに登場するクリボーはマリオを戦略的に倒そうとはしておらず、プログラマーが作った動きをしているだけだからです。

次にパズルですが、これは問題を解くことです。パズルには絶対に答えがあります。パズルの代表としてジグソーパズルが挙げられると思いますが、ジグソーパズルには絵の完成図という答えがあります。適切にピースを並べれば確実に完璧な絵(答え)に至ります。

またゲームの「どうすれば勝てるか」という戦略・戦術を問いとすれば、ゲームはパズルであるとなってしまいそうですが、それは違います。ゲームの場合、明確な正解はありません。相手がどのような行動をするかは不確実だからです。一方パズルには明確な正解があり、不確実性がありません。

簡単ですが、以上がゲームとパズルの違いです。

スポーツがパズル化しているような…

それでやっと本題に入るのですが、本来ゲームであるスポーツがパズルに近いものになってきているような気がします。というのも、科学技術が進歩してきたことによって体の動きなどを解析できるようになってきているからです。

あまりそういった技術について詳しい知識を持っているわけではないんですけども、どういうフォームであれば最も素早く移動できるのか、どうすれば最も力が入れられるのか、理想的な動きをするためにはどれくらいの身長・体重がベストなのか、というのがかなり高い精度で分析できると思います。また人間には、変な物を使わない限りは、物理的な限界というものがあります。

もしそういった正確性の高い分析ができるのであれば、その種目における最適解がおのずと分かってくるのではないか、という気がします。ならばそれはもはやパズルなのではないか、ということなんですが。

おそらくスポーツの不確実性が完全に消えることはないだろうと思いますし、その不確実性から戦略や戦術を考える余地はあるだろうと思うんですけども、しかし技術が進むにつれ不確実性の度合いがどんどん小さくなるような気がします。つまるところ、それはスポーツのパズル化を意味するのではないか、ということです。

さいごに

ここまで偉そうなことを書いてきたんですが、何だかんだ言ってゲームとは何かというのがよくわかりませんし、ゲームとスポーツの違いというのも大きな問題であると思います。結局のところ、よく分かんないってことなんですが。まあ、トンデモとして読んでいただければ…すみません。