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正解を求める就活生は失敗しやすい



正しいではなく本当を考えないといけない

結論から言うと、就活には絶対的な正解はないために、自分はどうしたいのかを考えなければ内定を得にくい、ということです。

学校と会社のギャップ

小学校から大学まで、基本的には正解を教えて、テストでは正解を答えられるかどうかを確認します。そのため、既に存在する問いに対して、既に存在する正解を答えるということに慣れているため、自分で考えることが難しくなっています。

学校では正解を求められるのに、就活が始まるといきなり自分の考えが求められます。例えば、数ある企業の中からどの企業を選ぶのか等。当然ながら絶対的に良い企業は存在しないために、自分にとっての良い企業を選択する必要があります。そしてそれは自分しか答えを出すことはできません。もちろん入社後も同様です。どんなプロジェクトを企画すれば成功するのか、これに明確な正解はないため自分で考える必要があります。

このようなギャップに耐えられないと失敗する可能性が高くなります。

正解を求める人の特徴

一概には言えませんが、学校生活においては、校則を守るのは当然である、宿題を期限までに提出するのは当然である、提出するレポートなどの形式は指定通りにするのが当然である、サボるのはもってのほか、質問しない、等です。提出期限のようなルールは守るので表面的には真面目に見えるものの、吟味ができず中身が伴わないことが多いです(真面目系クズと表現されることもあります)。ルールを守るのは大事なことですが、ちょっとニュアンスが伝わりにくいかもしれませんけども、ルールを絶対視し、それについて吟味することがない、というような感じです。

また、客観的な数字や知名度、権威といったものを好む傾向が強いです。就活に関して言うならば、偏差値の高い大学は就職に強い、東証一部上場企業や外資系企業のような知名度の高い企業に就職しなければならない、年収は高い方が良い等。

極端な失敗例としては、みんな合同説明会に行ったり新聞を読んだりしているから自分もやっておこう、特にやりたいこともないから有名な大企業を受けよう、志望動機や自己PRは何を書けば受けるのか分からないから就活本を参考にしよう、面接の受け答えは何が正解が分からないならキャリアセンターに聞こう、服装は無難に周囲に合わせよう、面接で何を質問すればいいか分からないから話題になっている子育てについてとりあえず聞いておこう、ESや履歴書などの書類は通過するのに面接が通過できない、他の就活生となんか同じこと言っているな、個性ってなんだ?自分ってなんだ?

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主観と客観

正解を求めがちな人は客観的なものが好きです。自己が曖昧であるため価値判断が行えず、結果として偏差値や知名度、年収といった客観的なもので判断しようとします。同時に主観的に考えることを悪いことであると考えています。

しかし実際に企業から聞かれるのは、「あなたはなぜこの会社を選んだのですか」「あなたはこの会社で何をしたいですか」というように、就活生自身の考えです。それに対して「売上高が○○と高いから」「企画、クリエイティブな仕事は一般的にカッコいいとされているから」といった答えをしても、就活生の考え方が見えてきません。世間ではそうかもしれないけども、あなたはどうなのですか?ということです。

ちなみに、仕事においては最終的に客観的な情報(こういうデータがあるからこの企画を実行すべきだ、というような)を提示する必要がある場面が多いのですが、主観的に考えなければ客観的な情報を出すことはできません。客観は主観に基づくということです。

完全に客観的な情報とは何でしょうか?一言で言えば、その情報に触れればすべてを知れる情報です。もちろんそんなものはありません。人間の認識は限られているため、対象について視点を変えながら多角的に捉える必要があります。この視点を動かすのは主観にしかできません。そしてこれを一般的には「疑問を持つ」と表現します(正解を求める人が質問できないのは当然のことです)。この主観の積み重ねが最終的に客観になります。つまり、「客観的」というのは情報の性質ではなく、態度のことです。主観的に考えることは悪いことではなく、むしろ必要なことです。

まとめ

学校でずっと正解を付き合ってきたのに、いきなり自分の考えを要求されるのはなかなか辛いものがあるかもしれませんが、これを乗り越えられないと就活は難しいところがあります。一般的にはこのように言われているというような正解ではなく、自分はこうしたいという本当を追求することが大切です。

また、学校では自分自身についてあまり評価されることはありませんが、就活では評価されます(入社後は常に評価されます)。そのため、不採用が続くと自分が否定されるように感じてしまうかもしれませんが、自分の考えは自分の中では絶対的なものなので(屁理屈に感じるでしょうが、これは事実です)落ち込む必要はありません。

落とされ続けると、何が悪かったのだろうと考え、就活本に頼り、自分を客観視しては更に不安になることがあるかもしれませんが、それがあまり良い傾向ではないことを客観視すればちょっとは楽になれるかもしれません。