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就活はコネを使うと楽ですよ



就活サイトの利用は普通なのか

某就活サイトで学歴フィルターが利用されていたということで炎上しています。さすがに性別はマズイですが、学歴に関しては区別程度のものだろうと思うんですけども、その辺はどうでもいいです。

思ったのは、就活サイトを使わなければ就活はできないのか、という点についてです。就活のやり方にもっと多様性があれば、今回の件についてもそんなに注目されることはなかったでしょう。みんなが使っているからこそ、「不正」が問題になるのだと思います。

就活サイトは使わなければならないのでしょうか。別に就活サイトは不要だといいたいのではありません。確かに便利でしょう。ただ、就活サイトは1つの在り方であって、他にもやり方はあるはずです。

ここ最近の傾向として、自分で作るということをしない人が多いです。例えば、机が欲しいのであれば、木材を買ってきて、自分で作ってもいいわけです。しかし自作する人はほとんどいません(確かに机を買った方が安いというのもありますが)。本来は、自分ではできない理由があるから、サービスを使います。自分でできるのであればわざわざ他人に頼る必要はありません。

ただ、中には、酷い場合だと、お店で買うのが正しいと思いこんでいることがあります。端的にいえば、自分で作ったものは机ではないという発想です。お店に行って、お店に並んでいる机をお金を払って購入することが正しい、という考えです。これがルールになってしまっています。だから自分で作るのはルール違反になってしまい、作ることができません。

就活サイトも同じようなもので、就活は就活サイトを使うのがルールである、という考えがあるのだろうと想像します。またこのルールは、破ろうと思えば破れるけどやってはいけないという類のものではなく、地球には重力が働いているから空中浮遊はできないというレベルのルールです。そもそも「できない」という発想がありません。あまりにも当たり前すぎて疑うことができないわけです。

コネ

当然ながら、就活で就活サイトを必ず使わなければならないことはありません。使いたいなら使えばいいですが、使わないという選択肢も当然あります。使わない方法としては色々と考えられますが、私が楽だろうと思っているのがコネです。

コネと聞くとセコイと考える人が圧倒的に多いようです。しかしコネというのはコネクション、つまり人間関係のことです。人間関係は別に悪いことでもなんでもありません(人間関係は自然とできているものでもありますが、同時に作っていくものでもありますから、その意味ではコネは実力です)。また、別にコネを難しく考える必要はなくて、親とか友達とか近所のオッサンとかも立派なコネです。

最近、田舎ブームがあるようで都会から移住する人が多いようです。そのためか「田舎には仕事がない」という意見がちょこちょこあります。しかし、田舎の度合いにもよりますが、田舎に仕事がないわけではありません。単に求人票のような形で表に出てこないだけです。ではどうなっているのかというと、仕事があったら身内や隣近所に回すんです。「人足りないからウチ来ない?今仕事探してるんでしょ?そこらへんより給料いいよ~」とか何とか言って人を集めるんですね。コネです。

コネというのは、お互いのことをある程度理解できていますから、採用する方としては能力だとか性格だとかも事前に考慮して、この人だったらやってくれそうだな、というのを考えやすくなりますし、採用される側も知っている人に雇用されるわけですから比較的安心です。コネは合理的なんです。

コネが欲しいのであれば、身近なところから関係性を作っていき、徐々に拡張していくようなイメージを持つのがいいです。コネというとすぐに大企業の社長みたいなのを想像する人がいるのですが、そうではなくて、例えば大学の部活のOBOGみたいな近いところと関係を持ち、またOBOGの先輩や友達へ、というように繋げていきます。明確な目標があるのであれば別ですが、特に戦略的になる必要もありません。人間関係ってそういうものです。

また、コネを作るのとコネを使うのは別の話です。コネを作るのは友達を作るような感覚でよく(相手によっては適切な態度を考える必要はありますけども)、難しく考える必要はないのですが、使う場合は作法があるので、その点だけ気をつける必要があると思います。作法といっても一般常識、マナー、礼儀、貸し借りといったようなものです。

自己責任

私が就活サイトに違和感を覚えるのは関係性の飛躍です。就活が始まった瞬間に、今まで自分とは全く関わりのなかった企業に対してアプローチをかけるわけでしょう。しかもその企業とは、従来の40年ではないにしろ、長い期間付き合っていくことになるわけじゃないですか。そりゃ、何の関係もなかったところに、それだけの関係性をいきなり築こうと思ったら苦労しますよ。当たり前のことです。

もちろん、自分を試してみたい、もっと挑戦してみたい、というような動機もあるでしょうし、関係性の飛躍が必ずしも悪いわけではありません。しかし、大変ですよね?その大変は自分で選択したんですからね。就活サイトを使わないという選択肢は常にあるのですから。

就活サイトを使うのは自己責任です。自己責任という言葉はよく誤解されますが、避けることのできない必然的なものです。就活サイトを使わないといけないと考える人は多いようですが、くどいですけども、使わないこともできるのですから。「使う」と「使わない」という選択肢(自由)があるわけですが、この選択をするのは自分です。たとえキャリアセンターとか就活のプロ(?)とかが「使え」と言ってもそれを拒否することは可能なんですし、そして結局のところ、使う使わないの選択は自分にしかできないのですから、その結果に関しては当然ながら自己責任です。

就活に疲弊してしまう就活生は少なくないと思いますが、疲弊するような活動を自ら行ってしまっていると考えてみると、少しは楽になれるかもしれません。

今回の件では学歴ということになりますが、就活サイトが学歴フィルターをかけているのは昔から割と有名なことです(でも学歴フィルターかけてる企業は少数ですよ)。偏差値の低い学生が就活サイトを使って弾かれたとしても、それは自ら弾かれに行っていることに気付かないといけません。

就活サイトを使って失敗しても自分の責任です。もちろん使わなかったことで失敗しても自己責任ですけども(でもそのためにセーフティーネットがあるんですけどね。雇用をセーフティーネットと認識している人が多いので、これは問題だと思います)。