仕事のやる気がなくなったら森信三の言葉を

これからどうしていくか

一番の問題はお金を稼ぐことであり、お金を稼ぐならば働かなければなりません。しかし私は怠惰であるため、働く気がなかなかしません。どうするか。そこで森信三先生のお言葉をお借りしましょう。

やっぱり良いこと言ってくれますよね。ビジネス書なんかクソくれぇ、とか言ったら怒られるかもしれませんが、大切なことはみんな先人が既に教えてくれているんです。ビジネス書というのは買った人間に利益があるのではなく書いた人間に利益があるのです。ビジネス書は良心的情報商材である、とかいったら大袈裟かな。しかし、やっぱり古典です。

仕事の三大原則

森信三は京大哲学科を卒業された人で、西田幾多郎から教えを受けています。哲学というよりも教育の方が有名で、それに関する名言がいっぱいあるんですが、仕事についても良い教えがあります。それが仕事の三大原則と言われているこれです。

  1. 即今着手
  2. 一気呵成
  3. 拙速主義

1の即今着手というのは読んで字のごとくです。つまり「今すぐやりなさい」ということですね。あーだこーだとつべこべ言わずにやるべきことをさっさとやりなさい、ということです。非常にシンプルな教えですが、極めて重要なことだと思います。

2の一気呵成(いっきかせい)はちょっとわかりにくいかもしれませんが、仕事の二等分線を越えるまでは一点集中で取り組みなさいということです。二等分線というのは、例えば10のやるべきことがあったら5を終えるまでは一気にやってしまえ、というような意味です。要はやるべきことの半分はすぐに片付けろということですね。

3の拙速主義ですが、これは多少不完全でもいいから80点くらいの出来であれば期限厳守で提出しなさい、ということです。完璧主義になるな、ってことですね。たとえ満点の出来だったとしても期限を守れないなら仕事として失格です。

この3つを無理やり要約するならば、「やれ」ということになるのでしょう。頑張ろう!まあ、さすがに「やれ」は極端ですけども、この3つは非常に大切な教えであると思います。

その他の教え

仕事の三大原則だけで十分に「すみませんでした!」みたいになりますが、もう少し教えをいただきましょう。

よく言われることですがトイレ掃除ですね。ビジネス書がトイレ掃除を持ちだしたら途端に胡散臭くなるんですけども、別にトイレ掃除をすれば金持ちになれるとかそんなことはもちろんなくて。そんなのはオカルトですからね。

トイレ掃除の本質は謙虚さです。傲慢になるんじゃなくて常に謙虚さを持つこと。そしてそのために、一般的に汚いとされているトイレを掃除することで謙虚さを保とうとするわけです。人間放っておけば勝手に傲慢になっていきますからね。

そして、謙虚さのためなのですから、もちろんトイレ掃除だけではありません。森信三はトイレ掃除以外にも下座行をやっておられます。たまたまトイレ掃除というのが分かりやすかったのと意外性があったことから、トイレ掃除だけがここまで広まったんだろうなと思います。

それから、これは子供向けの躾の三原則と呼ばれているものですが、これは大人にも重要でしょう。

  1. 朝挨拶をする
  2. 「はい」とはっきり返事ができるように
  3. 履き物を脱いだら必ず揃える

気が引き締まりそうです。こういった積み重ねが仕事への態度に反映されていくのだろうと思います。

正直なところ、今の時代にこういうことを言ってたら時代錯誤とか言われても仕方がないと思うんです。しかし同時に、そういう時代だからこそ、こういったことが軽視されているようにも感じます。私の今の態度なんかその典型でしょう。もちろん、今話題のブラック新人研修みたいな、あの軍隊みたいなのはどうかと思いますが、バランスです。