これからどんな仕事をしていくか

前に「出版社勤務・新聞記者・テレビ記者の人たちと話した感想」を書いて、それから「そもそも仕事って何だろう?―自己表現と表現形式について―」ですね。仕事について色々と考えています。もちろんそれ以前にも仕事については考えていて、「1か月仕事を休んでみて思ったこと」とかも書きました。よくよく考えれば、今は私は25歳ですけども、学生の頃から仕事について考えていました。ていうか、仕事以前に生きることがよく分かりません。

なぜ生きるのか

自分でも馬鹿らしいとは思いますが、やっぱり考えてしまいます。生まれたくて生まれてきたわけではないのにも関わらず死ななければならない。しかも死ぬまでの過程には苦しいことがいっぱいある。それでもなお生きるのはなぜなのか。まあ、死にたくないからなんですけどね(笑)

とは言っても、死にたくないならば生きなければならないわけですが、結局のところ、最終的には死んでしまうことを知っているわけです。そして、繰り返しになりますが、生きている間に年を取っていきますし、病気にもなりますし、事故にあってしまうかもしれないし、大切な人と別れてしまうこともあるでしょうし、色々あるわけで、またそういうことを知っているわけです。こんな中で積極的には生きれませんし、だからこそ「生きたくない」というのが出てきます。もちろんこれは死にたいわけではありません。

しかし、そこに追い打ちをかけるように出てくるのが仕事です。生きるためには働かなければなりません。そして働くというのも、これまた辛いものです。何で生きているのか分からない。でも生きるためには働かなければならない。どことなく、これは延命治療のように思えてしまいます。

共苦

日々こんなことを考えているわけですが、そんな私にも救いと呼べるようなものがあって、それは苦悩と格闘している人を知ることです。なぜ生きるのか、というのは人類がずっと考えてきた問題で、その蓄積があるわけです。今までにも、悩んで、そしてそれを解決しようと頑張っていた人がいたという事実は私を勇気づけてくれます。もちろん、過去だけでなく現在においても、格闘している人がいるわけですけどもね。

どことなくこれは他人の苦悩を利用しているように思われるかもしれませんが、それは違うと思っていて、つまり共に苦しむわけです。共苦といいますか。またこれは良心につながると思うんです。良心は英語でconscienceですが、語源となるギリシア語conscientiaはcon(共に)+scire(知る)です。

結局のところ、人間は考え続けるしかないんじゃないか、という気がしています。もちろん考えたところで答えが出るわけではないでしょうけども、では考える以外に何ができるんですか?とも思えるわけです。

仕事

今も働いていますが、今は自営業なんですけども、これは自分にとって楽だからやっています。誰でもできることです。このままの態度で、もし仮に一生問題なく暮らせるほどのお金ができた場合、おそらく私は働かないだろうと思います。では何もせずに死ぬのを待つだけの生活するのかというと何か違うように思えます。何かしなければならないのではないか。

私としては、考えることしかできない(しかしこれは逆に思考停止なのでは?)と思います。そして、これを仕事にするならばどのような形があり得るのか、ということになるんですが、研究と執筆かなぁ、と。

歴史上の人たちの蓄積というのが既にあるわけですが、それを現代において再解釈していく必要があるだろうと。そして現在進行形で格闘している人がいるわけですが、それをしっかりと記述していくこと。こういったことができるんじゃないかなぁと思いました。

そして研究ならば分野を決めなければならないんですが、こういったことができるのは宗教学ではないかな、という気がします。憲法学から信仰や表現を守るというのもアリかなと思ったんですが、もともと大学で宗教学をやっていたというのもあるんですけども(本当は哲学科に行きたかったけど落ちたんですよね。でも結果的に宗教学で良かったです。あと、まともに勉強してなかったので反省しています)、宗教者が抱えていた苦悩から学べるのは多いと感じています。

それから私は特に信仰心を持っていないんですが(宗教に頼ろうとしたことは何度もあるんですがひねくれているものですから…)、異文化理解というのが非常に重要であると思っています。こんなことを言ったら怒られるでしょうか、ちょっと分からないんですが、人間的次元から人間について考え、同じ人間として共に考えることで、異文化理解の可能性というのを見出せるような気がしています。

と、ここまで色々書いたんですが、全く持って自信がありません。幸い、大学を卒業した今でも先生との関係は続いていますから、少し相談させていただきたいなと…。

これからどうしていくか