印象派の父カミーユ・ピサロとその作品

カミーユ・ピサロ

ピサロは印象派を代表する画家で、印象派の父とも呼ばれました。印象派はアカデミーに対抗して生まれたことから、グループにはやや気性の激しい人も多かったのですが、ピサロは穏やかな性格で、グループを上手くまとめていました。

印象派が主な活動の場とする印象派展は全部で8回開かれているのですが、8回すべてに参加したのはピサロのみです。ピサロ自身、印象派展の結成に大きく関わっているため、特別な思いがあったのでしょう。

作品の特徴としては農村風景に関するものが中心で、バルビゾン派のコローやミレーなどから大きな影響を受けています。

ピサロの作品集

『曳船道』

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かなり地味な作品ですが、ピサロの作品においては重要なものです。パリ近郊マルヌ河というところの曳船道を描いています。曳舟道(ひきふねみち)ってあまり使わない言葉ですが、要は河に沿って作られた道で、船を人や動物が引くためのものです。

画面の真ん中に伸びる光の筋が印象的ですね。コローからの影響が伺える作品です。

『ラ・ロッシュ=ギュイヨンの広場』

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全体的に荒々しいタッチになっています。画像からでも絵具の質感がよくわかりますね。しかしこの効果によって冬の寒さを巧みに表現しています。今でこそ優れた作品として知られていますが、やはり当時はこのような表現は相手にされなかったようです。

『赤い屋根、冬の効果』

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ピサロの代表作です、有名なので知っている人も多いかもしれません。タイトルに「赤い屋根」と入れている割に、その赤い屋根の家の前には木がたくさん描かれています。こうすることで見る人の視点が作品全体に広がるようになっています。

絵全体が光り輝いているようにも見えますが、日の光の表現が素晴らしいですね、美しいです。

『井戸端の若い女と子供』

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印象派って感じの作品ですね(笑)美しいです。余計なことを考える必要がないのでいいですね。

モデルはピサロの家の家政婦と、ピサロの4番目の息子だと言われています。

『エラニーの冬 朝、日光の効果』

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個人的にピサロの作品の中では一番好きです。雪が積もって冬の寒さが感じられますが、太陽の光が雪に反射されて光り輝いており、温かみも感じられる作品です。いいですねぇ(*´ω`*)

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