絵画に描かれた男たち

男性が描かれた絵画作品をテキトーに紹介してみたいと思います。選択基準や並び順などは気分です。特に意味はありません。

ヴァン・ダイク『自画像』

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ヴァン・ダイクバロック美術を代表する画家で、巨匠ルーベンスの弟子でもあります。ヴァン・ダイクはイケメン画家として有名ですが、この自画像を見る限りでは確かにイケメンです。イケメンだし、絵は上手いし、有名だし、まあモテたでしょうね(笑)良い表情をしています。自信に満ちているように感じられます。

ベックリン『ヴァイオリンを弾く死神のいる自画像』

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ベックリンは象徴主義の画家になります。『死の島』シリーズで有名だと思いますが、怖い感じの作品が多いです、中野京子さんの『怖い絵』にも紹介されていたんじゃないかな?

そんなベックリンですが、うーん、イケメンですね。この自画像は40代後半の頃でしょうか、ダンディでカッコいいです。背後のバイオリンを弾く骸骨もいい雰囲気を出していますね。「真の闇の~」みたいな中二病をくすぐる印象もあります。

真面目なことをいうとメメント・モリ、つまり「死を忘れるな」というメッセージが込められています。代表作の『死の島』シリーズや『ペスト』などからも分かりますが、ベックリンは死に深い関心を持っていたようです。こういう毒のある作品は良いですね。

ターナー『自画像』

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ターナーはイギリスロマン主義を代表する巨匠です。24歳でロイヤルアカデミー準会員、27歳で正会員になるという天才。印象派にも大きな影響を与えたことで知られています。本作はそんなターナーの自画像です。イケメンですね。しかしこれはかなり美化して描かれていると言われています。

ダヴィッド『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』

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新古典主義を代表する画家ルイ・ダヴィッドによる作品。みなさんご存知のナポレオン・ボナパルトです。躍動感がすごくて、どことなくロマン主義的なところもありますが、ナポレオンがかっこよく描かれています。プロパガンダとして描かれた作品ですが、確かにこの作品を見ると「ナポレオンすげぇ!」ってなりそうですね。ちなみに同じような構図でナポレオンを描いた作品は本作を含めて5つあります。

レンブラント『ゼウクシスとしての自画像』

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こちらはオランダバロック期の巨匠レンブラントの自画像です。レンブラントは自画像を大量に残していますが、その中でも本作は特に有名だろうと思います。解釈は色々とあるんですけども、しかし画家としての自信に満ちているように感じられます。最晩年に描かれた作品であるため歳も取っているんですが、非常に力強い作品ですね。どことなくゴッドファーザーみたいな印象もあってカッコいいです(逆なんですけど)。最近では、若いことが良い、みたいな価値観がありますが、歳相当ってすごく大事だなぁと心底思います。年齢に相応しいものがないから若返ろうとするのでしょうか。

カラヴァッジョ『蜥蜴にかまれる少年』

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あまりカッコいい人ばかり紹介しても面白くないので、ちょっとお茶目な男性を。こちらはバロック期の巨匠カラヴァッジョの作品です。トカゲに指を噛まれて「のわぁ~!」みたいな感じになっているところが描かれています。なぜこれを描こうと思ったのでしょうか、謎です。しかし表情といい、指の緊張といい、すごいですね。

ギュスターヴ・クールベ『絶望』

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写実主義の画家クルーベの作品です。アカデミックに反抗して写実主義という新しい絵画の在り方を主張したクルーベですが、本作もなかなか面白いですね。目を見開いて頭を抱える男性、良い表情してます。

レノルズ『マスター・ヘア』

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最後はジョシュア・レノルズの『マスター・ヘア』。よく女の子と間違われるのですが、実は男の子。「マスター」は主人とか男とかを意味し、「ヘア」は彼の名前です。それにしてもかわいい(*'ω'*)