なぜ同じような人が集まるのか成長していくために

同じような人は集まりやすい

日本語には「類は友を呼ぶ」なんて言葉がありますが、似たような人は集まりやすい傾向があります。

例えば、学校では男子は男子で集まって女子は女子で集まり、夜のコンビニにはチャラい人(?)がたむろし、全く知らない人との集団生活では同じ出身地の人が固まり、社会人になると同じレベルの年収の人と仲良くし、というように挙げればキリがありません。

なぜこのようなことになるのかというと、非常に簡単で、似た者同士だと居心地がいいからです。

女子ばかりのグループに男子1人が入ってしまうと(逆もですが)、男子としては恐怖を覚えることもあるでしょうし、女子としてはどのように接していいのかが分かりません。

チャラいグループに非常に大人しい人が入ってしまうと「あわわわわわ…」みたいにてんやわんやになってしまうでしょうし、チャラい方としてもノリが合わないので楽しくありません。

年収300万円程度が大多数のグループに1人だけ年収1,000万円レベルがいると、年収300万円からすれば、もしかすると劣等感を覚えたり、変に恐縮するかもしれませんし、1,000万円の方としても接し方が分からなくなることがあります。年収が違うのであれば働き方も根本的に異なるでしょうから、話が合わないこともあるでしょう。

このように異質な人と接すると居心地が悪くなります。そのため自分にとって居心地の良い人と接するようになるのですが、それが自分とよく似た人であるので、自然と自分の周りには似た人が集まることになります。

成長するためには人間関係を切らないといけない

似た人といると非常に居心地が良いのですが、成長していくためには居心地の良い人間関係は切っていく必要があります。また、成長していくと必然的に人間関係を切らざるを得なくなります。

例えば、年収300万円程度のグループがあるとします。このグループが会って話をする時は「年収低いよね」「残業多過ぎる」「上司の頭おかしいんじゃね?」みたいな愚痴が多くあります。

そんな中、そのグループの中の1人が起業をすると言い出すと、他のグループの人としては「本当に大丈夫なの?」「失敗したら危ないからやめた方がいいよ」というような声が上がる傾向があります。

これはもちろん起業へのリスクを心配しての発言であり、決して攻撃しようとようなものではないのですが、では100%相手のための発言かというとそうではなく、グループの中から起業して成功する人間が生まれてしまうと、残された人にとっては居心地が悪くなってしまうので引き留めようとするわけです。そのため、次のステップに行って成長しようとするならば、人間関係を切る必要があります。(年収300万円が悪いわけではありません、念のため)

また上記のようにこれから成長しようという場合ではなく、すでに成長している場合でも同じです。

年収300万円のグループでは「年収低い」「残業が」というような会話が中心だとすると、起業しようとしている人にとってはそんなことはどうでもよく、「起業するには何が必要なんだろう」「どうすれば起業できるんだろう」というような点に関心を持ちます。このように興味の対象が全く異なってきます。そのため居心地が悪くなってきます。

ではどうするかというと、グループを飛び出して、同じ起業を考えている人がいるところ(例えば起業塾など)に参加しようとします。すると周りには起業のことに関心のある人が多くなるため居心地が良くなってきます。

また、実際に起業をすると、起業しようとしている人とは関心が異なり、「経営を安定させるためには?」「資金繰りをするには?」というようなことに関心が移るので、また別の環境に移ることになります。実際に経営をしているグループに入ることでしょう。

というように、成長しようとすると人間関係を切っていく必要があります。また成長すれば意識的であれ無意識的であれ、人や環境がどんどん変わっていきます。

世の中には変わりたいと考えている人が多いのですが、実際にはずっと同じ場所に住んで、ずっと同じような仕事をして、ずっと同じような人と接していることが多いです。それはハッキリと言うならば、成長していない、ということです。

(逆に言えば、友達など仲のいい人が少ないということは、周りがそれを理解できないということなので、それだけ自分に特殊性があるということです。ちなみに私には友達が少ないのですが、これは私の自慢です「マリオカート7(3DS)を買って遊んでみた感想」)

成長することが良いとは限らない

もちろん成長することが必ずしも良いわけではありません。先ほどの例で言うならば、なんで起業しなければならないんだ、って話ですよね。万人に起業が必要であることはなく、年収300万円だろうがそれ以下であろうが、自分の満足できる生活ができているのであれば、それは素晴らしいことです。自分の満足できる生活が送れているのであれば、それは自信を持つべきでしょう。

ただ、自分の意思でそれを選択しているのであればよいのですが、そうでないことが多々あります。「周りに合わせるのが良いことだ」と無批判に受け入れていると、せっかく成長するチャンスがあったとしても、それを失っていることになります。本意ではないのに周りに合わせるのと、チャンスがあることを分かった上で周りに合わせるのとでは全く話が異なります。

人間関係を排除しつつも高みを目指す人生と、成長など関係なく自分の周りの人を大切にする人生、どちらも優劣のつけられるものではありませんが、自分の意思でそれをやっているのか、というのは非常に重要なポイントになるでしょう。

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