悲報、サラリーマンはどんなに頑張っても給料は上がらない

働いているのに全然給料が上がらない!そう悩んでいる人も多いでしょう。では、そもそもなぜ給料は上がらないのでしょうか。

頑張るほどに給料は下がる

必ずしもすべての会社がそうであるわけではありませんが、日本の多くの会社は働いた時間によって給料が決まることが多いです。どれだけ仕事で成果を出したかはあまり給料に反映されません(例えば厳しい目標を達成しても+5,000円程度にしかならないなど)。

仕事を頑張るとやがて生産性が上がっていきます。1時間で3しか出来なかったことが、1時間で5や10できるようになっていきます。しかし給料は時間で決まるのですから、給料が上がることはありません。また生産性が上がり、効率が高まると、別の仕事にも参加せざるを得なくなります。

つまり、生産性を上げても給料は上がらず、また仕事の量は増えるので、がんばればがんばるほど実質的に給料は下がることになります。もちろん、その分得をするのは経営者です。

社員と経営者の攻防

中には頑張るほど損をすることに気づく社員もいます。社員としては、頑張っても給料は上がらないのですから、いかに楽をするかということなります。その具体的な結果が、必要以上に成績を上げずノルマをギリギリで達成する、というような感じになります。ポジションでいえば「窓際族」のような感じです。

こうなってしまうと経営者としてはうまみがありません。だからこそ昇進をちらつかせます。給料が上がるぞ、立場が良くなるぞ、大変名誉なことなんだぞ、と社員の欲求を掻き立てます。それで社員は再び仕事を頑張ろうと思えるわけですね。

しかし給料が上がるといっても仕事の責任と量が増えて実質的な給料はそれほど変わりませんし、立場や名誉というのは経営者にとっては何の出費にもならないので損にはなりません。

本来、社員と経営者は取引をしている

あまり意識している人は少ないようですが、実際には社員と経営者は取引をしています。社員は自分の労働力という商品を経営者に売り、経営者は社員の労働力を給料という形で購入しています。

当たり前のことですが、品質の高い商品の値段は高くなります。商品に見合った対価を支払うのは当然です。

しかし労働力という商品に対してはそうはならないようです。仕事のできる人に対しては高い給料が支払われて当然と思われるのですが、実際には給料は時間によって決められています。

社員と経営者は対等な立場で取引を行わなければならないのですが、時間が基準になってしまっているため、取引を上手く行うことができません。

労働とセーフティーネットの混同

社員が経営者と取引をしていることにもう少し自覚を持てれば改善が期待できるのですが、取引関係にあることを意識しにくいようになっている現実があります。その原因が労働とセーフティーネットの混同です。

セーフティーネットとは、生活保障や社会保険といった、万が一のための仕組みです。労働、特に雇用されることが、このセーフティーネットと同じ位置付けになってしまっています。

例えば、正社員は恵まれた保険制度があり、失業しても長く会社に勤めていた方が多くの失業保険を受けられる、というような感じです。

セーフティーネットというのは万が一のためにあるのであって、本来は労働できない人のためにあるべきです。しかし実際にはそうはなっていませんし、今後も大きく変わることはないでしょう。

また中には、自社がセーフティーネットであることを利用する経営者もいます。「この会社辞めたらお前はもうどうしようもないぞ、誰も雇ってくれないぞ」と脅しをかけるように。

給料を上げるためには?

それでは給料を上げるためにはどうすればよいのでしょうか。

まず1つ目は経営者に交渉することです。「私はこれだけの労働力を提供しているのだから、それ相応の給料を支払うべきだ」というように。社員と経営者は同じ立場にいるのですから、交渉する権利があるのは当然のことです。ただ、実際には経営者が力を持つことが多いので難しいところがあるかもしれません。先ほどのように「ウチを辞めたら誰も雇ってくれないぞ」と言われてしまうのがオチかもしれません。

そこで2つ目、転職です。「誰も雇ってくれないぞ」とは言いますが、日本だけでも何万社とあるのですから、誰も雇ってくれないことはないです。またどの業界も人材不足ですから、人を求めている企業は多くあるでしょう。

ただ転職するにしても、多くの企業は時間で給料を決めているので、大して変化がないということも起こりえます。そこでオススメなのがベンチャー企業への転職です。

ベンチャーの場合は、仕事をしっかりとしていればそれ相応の給料を支払う、というところは多いです。なかなか面白い取り組みをしているベンチャーもあるので挑戦してみる価値は大いにあるでしょう。

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