無料の着物教室はどうやって利益を出してるの?

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着物を自分で着てみたい!といった時にお世話になるのが着付け教室です。着付け教室を探してみると無料のところがたくさんあることに気づかされますが、一体どのようにして運営しているのでしょうか?

無料着付け教室の利益は?

結論からいうと、着物販売で利益を得ています。早い話が、無料でお客さんを集めて着物を売りつける、ということです。ハッキリと言うと、着付け教室というのは着物を売るための手段です。

よくよく考えてみると当然のことです。なぜ無料で着付け教室が運営できるのでしょうか。教室を用意するために家賃がかかっていますし、講師の人件費もあります。教室をPRするための広告費もありますし、光熱費なども立派な経費です。これほどのお金がかかっているのですから、無料で運営できるはずがありません。どこかで収益を上げなければやってられません。

「無料って言っているのに着物を売りつけるなんて汚い!」という声も聞こえてきそうです。しかし別に無料着付け教室が悪いことをしているわけではありません。無料というのは着付けに対してだからです。着付け教室のホームページなどを見れば分かりますが「販売会はありません」とは書いていません。

利用者にも非はある

とは言っても「騙された」と感じる人が多いでしょう。ここに問題があります。こういうことを書くと怒られるのでしょうが、すべて無料でやってもらえる、という考えがおこがましいと思いませんか。

だいたい、商売する方も需要のないことはしません。需要があるからこそ商売をするのです。多くの人は、市場は売る方が支配していると思いがちですが、実際に市場を支配しているのは買う方です。

売る方は売れないと生き残ることができません。そんな中で売れないものを売るような愚行はしません。だから買う方の需要に適した形で商売を行います。

売る方が「無料で着付け教えますよ」というのは、それで買う人がいるからです。買う人の意識が変わらなければ、無料着付け教室はなくなりません。

着付けを習いたい場合はどうすべき?

しかし現に無料着付け教室はあり、今後なくなることもないでしょうから、どうしようもありません。それではきちんと着付けを習いたい場合はどうすればよいのでしょうか。それはしっかりとした着付け教室に行くことです。

「しっかりとした着付け教室」ですが、見分け方は大きく2つです。

まず1つ目は受講料を請求していることです。先ほども書いたように、無料で教室の運営はできません。教室を運営するためにはお金が必要だからです。

しかし、そういった小難しいこと以前に、教えてもらうのですからその対価を支払うのは当然のことでしょう。礼儀です。当たり前です。失礼な表現になるかもしれませんが、こういうことが理解できない人はそもそも着物を着るべきではないでしょう。

2つ目は他装をやっていることです。他装というのは自分ではなく他人に着物を着せることです(自分で着ることを自服といいます)。しっかりとした着付け教室は自装だけでなく他装も絶対にやらせます。

最近ではそこまでやる必要はない、という考えが主流のようですが、そういった考えはしっかりとした着付け教室ならばプライドが許しません。文化というのはそういうものです。

他にも見分ける点というのはあるのですが、あまり細かいことをいうとややこしくなるので、とりあえずは

  1. 受講料が必要であること
  2. 他装があること

の2点を意識してみるとよいでしょう。

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