印象派の代表格クロード・モネ作品集

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絵画は難しくて分からないけどモネは知っている、という人も多いのではないでしょうか。そんなモネの作品を紹介します。

クロード・モネ Claude Monet

モネは1840年パリに生まれます。子どもの頃から絵が得意で、18歳の時に風景画家から自然の美を描くことに興味を持ちます。

その後、本格的に絵を勉強するために画塾に通い、ここではピサロと会っています。また別の画塾ではルノワールやシスレーといった画家と交流を持ちました。1863年と65年にマネが発表した作品に衝撃を受け、マネと交流を持つようになります。

1874年、これらの画家と展覧会(印象派展)を開き、ここでモネは『印象、日の出』を発表。この作品のタイトルがきっかけとなり、これらの画家の集まりが印象派と呼ばれることになります。

その後も印象派展を中心に活動し、数多くの作品を残しました。モネの特徴としては印象派独特の表現、分割筆触を成立させたことが挙げられます。

作品集

草上の昼食(習作)

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1863年にマネが発表した『草上の昼食』に影響を受けて描いたものです。マネの影響力の大きさと、モネがマネから多大な影響を受けたことが伺えます。

また本作ではまだ完成には至っていませんが、印象派独特の表現である分割筆触に近い表現も見られます。

ラ・グルヌイエール

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本作において分割筆触が誕生します。分割筆触は、色を混ぜて使うのではなく、別の色を並べて配置することで、遠くから見るとその色が混ざって見える、というものです。

モネは光の移り変わりを捉えることでリアルに近づくと考えました。絵画という永遠の表現において光の変化を落とし込むためにこのような技術が使われています。水面が反射する光は本当に美しいですね。

ちなみに本作はルノワールと共に制作されました。モネは水面の光に注目しているのに対し、ルノワールは人物に重きを置いたようです。同じ場面でも画家によって捉え方が異なるのは面白いですね。

印象、日の出

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印象派の名前の由来ともなった作品。第一回印象派展にてモネは本作を出品したのですが、その時のタイトルは『日の出』だけでした。タイトルが短すぎることを指摘され、とっさに「印象」を付け足して『印象、日の出』となったのですが、ある批評家が「確かにこの作品には印象しかない、対象を捉えられていない」と酷評。これがきっかけで画家たちのグループは印象派と呼ばれるようになりました。

アルジャントゥイユのひなげし

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ひなげしの赤と空の青の対比が非常に美しいです。下の方にいる人物はモネの妻カミーユと息子ジャンがモデルです。

ラ・ジャポネーズ

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日本趣味、ジャポニズムの要素が強く反映されています。赤い着物と金髪の女性の表情が非常に印象的です。モデルはモネの妻カミーユ。

それにしてもこの着物の刺繍はスゴイですね。現代でこれを作ろうと思ったらなかなか大変ですよ。

日傘の女

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夕日の光や風を巧みに表現しています。白いドレスに反射する光も美しいですね。本作の女性は顔が明確には描かれていないのですが、その理由は2つ考えられています。1つ目は人物ではなく光を捉えることを最大の目的としていたため。もう1つは妻カミーユの死です。悲しみのために顔を描くことができなかったのかもしれません。ちなみにモネは後に再婚しています。

舟遊び

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舟遊びは印象派ではよく描かれるテーマでモネ以外にも描いている画家は多いです。本作でも水面の表現が素晴らしいですね。

積みわら

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モネは積みわらを題材にした作品を数多く残しています。これは一連の作品を通して光の変化を捉えようとしたためです。本作では雪に反射する光を捉えようとしています。

積みわらに関しては「よく同じものを何度も描いたな」と言われることが多いのですが、モネ本人も飽きていたとか。

国会議事堂

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ロンドンの国会議事堂を描いた作品。ただただ美しいですね。

睡蓮

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モネと言えば睡蓮を連想する人も多いのではないでしょうか。モネは睡蓮に関する作品を200点以上も描いています。本作は東京上野にある国立西洋美術館に常設展示されているものです。非常に迫力のある作品なのでぜひ美術館に足を運んで実物を鑑賞してみてください。画像とは比べものにならない程の感動があります。

ちなみに国立西洋美術館の常設展示の入館料は430円。安い!

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