まさに天才!レオナルドダヴィンチの絵画作品

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レオナルドダヴィンチ

レオナルドダヴィンチは、まあ有名ですね(笑)いちいち紹介するまでもなさそうです。盛期ルネサンス、三大巨匠の一人で日本では最も有名な芸術家かもしれません。絵画で有名ですが、彫刻や建築、さらには科学などあらゆる分野で業績を残しています。

ちなみに「ダ・ヴィンチ」というのは地名で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」というのは「ヴィンチ村のレオナルド」という意味になります。そのため、この記事ではレナルドで統一しておきたいと思います。

レオナルドの作品

『イエスの洗礼』

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これはレオナルドと、その師匠であるヴェロッキオの合作です。大部分はヴェロッキオが描いているのですが、左端の天使だけレオナルドが描きました。レオナルドが描いたそれを見たヴェロッキオはあまりの技術の高さに筆を折った、という逸話があります。

ちなみに当時のレオナルドはまだ10代。さらにヴェロッキオは当時最も優れた画家として知られていました。そのヴェロッキオを挫折に追い込むとは…。恐るべし才能ですね。

描かれているのはキリスト教のイエスがヨハネから洗礼を受けている場面です。洗礼では頭に水をかけます。イエスの頭上にいるハトは聖霊の象徴。

『受胎告知』

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いろいろな説があるようですが、これを描いた当時のレオナルドは、だいたい20歳頃だろうと言われています。20歳でこれほどの技術を持っているというのは、恐ろしいですね、バケモノかって思ってしまいます。

描かれているのは、マリアが大天使ガブリエルからイエスを身籠ったことを伝えられている場面で、この場面のことを一般的に「受胎告知」といいます。

ガブリエルが「イエスさんを身籠りましたよ」といきなり言ったものですから、マリアは左手を挙げて「そんなわけあらへんやろ」と驚いています。

『ブノワの聖母』

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非常に美しい作品ですが、これでもレオナルド初期の作品。すごすぎます。

描かれているのはマリアと幼子イエス。マリアの表情が素晴らしいですね。イエスも幼いながら神の風格を感じさせる表現になっています。

またレオナルドの代表的技法であるスフマート(ぼかし技法)もこの頃から見られます。

『岩窟の聖母』

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本作はルーブル美術館に所蔵されているものです。いろいろな説がありますが、無原罪の御宿りを描いたものだろうとされています。無原罪の御宿りはマリアが男を知ることなくイエスを身籠ったことを指します。

真ん中の女性がマリア、左の幼子が洗礼者ヨハネ、右下の幼子がイエス、イエスの後ろにいるのが大天使ウリエル。みんな生き生きとしていますね。

『岩窟の聖母』

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こちらはロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵しているものです。実は先ほどの『岩窟の聖母』は教会に依頼されて描かれたのですが、教会は作品を見て「こんな作品はダメだ」と受け取りを拒否。そこで再びこの作品が描かれることになります。

2つの作品を見比べてみるとよく分かりますが、こちらの作品は明らかにやる気を失っていますね(笑)レオナルドもお客さんの対応には苦労していたようです。

『最後の晩餐』

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レオナルドの代表作です。イエスが処刑される前日の晩餐を描いたもの。イエスが12人の弟子たちに「この中に裏切り者がいる」と発言し、ユダの裏切りを予言しました。ユダ以外の弟子たちは何のことかさっぱり分からず困惑しています。

ダヴィンチコードでは、イエスの左の人物ヨハネをマリアとして解釈していましたが、神学的にはかなり無理のある解釈です。

また本作は画像ではかなり綺麗ですが、実物はボロボロです。世界大戦の影響も大きいのですが、実際にはレオナルドが本作を描いている時から既にボロボロだったと考えられています。レオナルドは作品の質を追求し、壁画には通常用いない技法を使ったのですが、そのために壁画がどんどん劣化してしまいました。

レオナルドというと聖人君子でクソ真面目な印象がありますが、実は意外と頑固でおっちょこちょいなところがあります。

『モナリザ』

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いろいろな説が唱えられたため、わけが分からなくっています。一体この絵は何なのでしょう…。

しかし本作の価値として一番大きいのはスフマート(ぼかし技法)にあります。モデルの顔の輪郭をよく見ると分かりますが、ほとんど線がありません。これに価値が認められています。

またレオナルドは本作を描き始めてから何十年もの間、誰にも売ることなく所有し続けました。その間ずっと手直しをしていたため、これほどまでにスフマートを高めることができています。

『洗礼者聖ヨハネ』

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最後にもう一枚。レオナルドというと『最後の晩餐』と『モナリザ』がやたらと有名で、この作品はあまり知られていないように思います。この作品もなかなかいいですよね。すごいイケメン。