絵画に描かれた女性たち

女性を描いた絵画作品は大量にあり、それらを全部紹介するなんてことはできませんので、個人的に好きな作品をてきとうに選んで紹介したいと思います。思いついた順番で紹介するので並び順もてきとうですが気にしないでください。

ルノワール『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像』

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本作は誰もが知るルノワールの代表作『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』。明らかに育ちの良さそうなお嬢さんですが、モデルは銀行家の娘さん。美しいの一言ですね。髪が一本一本丁寧に描かれているのもすごい。

フレデリック・サンズ『愛の影』

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フレデリック・サンズはあまり有名ではないかもしれませんが、ラファエル前派の画家です。同じくラファエル前派のロセッティから影響を受けており、女性に関する作品が多いです。サンズの作品の中では本作はかなり有名だと思います。

イワン・クラムスコイ『見知らぬ女』

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『見知らぬ女』というタイトルの方が有名だろうと思いますが、『忘れえぬ女』と呼ぶこともあります。めっちゃ別品さんでモデルが気になるところですが、残念ながら不明。表情が良いですよね。傲慢にも見えますが、哀れみも感じられる不思議な表情です。

アングル『ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像』

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新古典主義の画家アングルの作品です。タイトル通りお偉いさんの夫人で社交界で大人気だった人がモデルになっています。左手を顎に添える仕草はなかなかいいですね。

よく言われることですが、本作は構図がおかしくなっています。腕の長さや右肩の骨があり得ないことになっていて、見る人によっては奇妙な絵に見えるかもしれません。しかしこれには、写実性よりも美を追求したかったアングルの信念のようなものが感じられます。

ブグロー『肩車』

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ブグローは新古典主義って言っていいのか分かりませんが、アカデミックな画家です。国立美術学校エコール・デ・ボザールの教授も務めたお偉いさん。しかし作品としては、本作のように子供や女性に関するものが非常に多いです。「とりあえず美女の作品が見たい」という方はブグローが良いかもしれません。

ムリーリョ『無原罪の御宿り』

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バロック期の画家ムリーリョの作品。描かれているのはキリスト教の聖母マリア。無原罪の御宿りはマリアは神のはからいによって生まれた瞬間から原罪がなかったとするカトリック教会における教義です。今でもマリアさんは絶大な人気を持っていますが、これは昔からのことで、特にこのマリアさんは可愛く描かれていることから当時から話題になっていました。

ムリーリョ『窓辺の女たち』

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もう一枚ムリーリョから。解釈は分かれていますが、一般人の女性を描いたとされる作品です。ムリーリョは宗教画が多く、というかそもそもこの時代に一般人を描くことがあまりなかったと思うんですが、そういう意味では珍しいのかなぁと思います。表情がいいですね、上のマリアさんの宗教的な表情もいいですが、こちらはいかにも俗の人間的な表情をしています。

クリムト『ヘレネ・クリムトの肖像』

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日本でも人気の高い画家クリムトの作品。モデルはクリムトの姪。うん、可愛い(*´ω`*)

ソフィー・アンダーソン『ライラックを持つ少女』

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ソフィー・アンダーソンはラファエル前派に分類されることが多いのですが、直接的な関わりはなかったようです。しかし時代が同じで、また少なからず影響も受けているようです。

少女が紫のライラックを持っていますが、花言言葉は「初恋」。表情もそんな感じですね、微笑ましい作品です。

レオナルド『モナ・リザ』

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皆さんご存知レオナルドダヴィンチの『モナ・リザ』です。女性と言っていいのかよく分からないところもありますが、一般的には女性と考えられているのでそういうことにしておきましょう。しかし、すごいですね。究極のリアリズムです。是非とも本物の見てみたところですがフランスは遠いなぁ…。でもスフマートを楽しむには画像の方がいいかも?

あとこれを言うと怒られるかもしれませんが、モナリザってかわいいですよね。髪型とメイクを現代風にすれば、たぶんトリンドル玲奈に近い感じになると思います(トリンドル玲奈に怒られるかな?)。それから鼻がめちゃくちゃ綺麗なんですよね。個人的な疑問なんですが、人の顔見るときに鼻に注目する人って少ないと思います。鼻って顔のど真ん中に鎮座しているのに、にも関わらず注目されないのは、何というか悲しいですね。特にマンガは鼻を無視する傾向があるので残念です。マンガにはマンガのルールがあるのかもしれませんけども。

ジェームズ・ティソ『舞踏会』

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ジェームズ・ティソはフランスの画家で、日本趣味(ジャポニズム)をパリに持ち込んだことで有名です。このドレスすっごく綺麗。女性も上品で良い表情をしています。

ミレー『マリアーナ』

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写実主義のミレーではなく、ラファエル前派のミレーです。前派は女性的な作品が多いですね。テニスンの「マリアーナ」に基づく作品です。婚約者に捨てられ、それでも忘れることができない。

乙女は言った、「寂しくて、寂しくてしようがない。もういっそ死んでしまいたい!」

うん、いいですね。ステンドグラスなんかもなかなかね。

上村松園『花嫁』

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日本画入れないわけにはいきませんからね。上村松園から。やっぱりすごいですね。