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犬が吠えるのは当然のこと

犬の吠え声がうるさいとはよく言われることで、犬を飼ったときには吠えないように躾をすることが多いと思います。確かに人間社会の中では犬が吠えると騒音になってしまうのは仕方のないことで、近隣へ迷惑になることもあるので躾は必要です。

ただ中には犬を完全に黙らせる勢いで躾をする人もいるようで、それはどうなのかな?という疑問があるわけです。というのも犬が吠えるのは当然のことであって、吠えたらうるさいというのは人間側の都合でしかないからです。

それでさっきの、ネコのあくびの記事にも書いたように、それは人間の傲慢性の1つじゃないか、人間と犬は本当に意味での共存をする必要があるのではないか、ということを言いたいんですね。

犬が吠えないようにするための躾としては無視が有名です。この無視というのは飼ってすぐの子犬とかだったらまだ分からないでもないのですが、「無視って効果的なんだ~」とか言って成犬に対していきなり無視をするのは、私はあまり良くないと思うんです。

だいたい何の意味のなく犬が吠えることはありません。犬が吠えるのは何かあるからであり、その何かを作ったのは誰なんだって話です。たいてい原因は飼い主ですよ。犬にエサを無駄にあげて甘やかしてたのは誰だ、犬を独りぼっちにさせておいて帰ってきたところを興奮させたのは誰なんだ、そしてそれが習慣となって今まで積み重ねてきたのではないか、それをいきなり「へ~無視すれば吠えなくなるんだぁ」みたいに頭にお花が咲いているんじゃないかくらいの思考で無視をするのは、傲慢でしかないと思うんです。

自分の立場に置き換えれみればハッキリとするのではないでしょうか。仕事で分からないところがあり、上司に「わからないんです、教えてください」と聞けばいつも教えてもらっていたのを、いつものように上司に聞くと無視されるわけです。上司としては「無視をすれば自分で考えるようになるだろう」みたいなことを考えているのかもしれませんし、人間の場合は言葉でそれを伝えることはできますけども、犬はそうではないわけです。今までそれでやってきたのに飼い主がいきなり無視をしだした、しかもその理由がわからない。これは犬にとってはかなりのストレスだと思います。

何度も書いているように、犬が吠えるのは騒音になりかねませんし、ある程度の躾は必要であろうと思います。しかし犬を完全に黙らせるようなやり方というのはおかしいと思います。

それに犬が吠えるというのは、何かしら伝えたいことがあるからです。犬が飼い主に対して何かを伝えようとしている、飼い主に伝えたいことを犬が持っているというのは、悪いものではないと思いますよ。何の反抗もなく、反応すらない、イエスマンみたいな、ロボットのような、奴隷のような犬と一緒にいても、それはそれで面白くないと思いますね。