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一般人の個人ブログです

働き方改革の導入運用で失敗しないために

何のための働き方改革か

何のために働き方改革をするのか、また働き方改革をしてどのような変化をもたらしたいのか、何を改善したいのか、といったことはしっかりと考えた方がよいと思います。表面的に何かを変えても、働いている当人たちがその理由を認識していないのであれば失敗します。

ゆとり教育というのもある種の改革だったのだろうと思いますが、結果としては盛大に失敗しました。これはゆとり教育の理念そのものがダメだったのではなく、ゆとり教育を行う教師や親たちがそれを十分に理解していなかったことが大きな要因です。

働き方改革も同じようなことに陥るかもしれません。とりあえずテレワークやペーパーレス化などを進めれば、「うわー、何か革新的(*'ω'*)」みたいに働く人は感じるだろうと思いますが、それで働き方が変わるわけではありません。

真似しすぎない

働き方改革の具体的な方法が分からない場合は、他社の方法から学んで自社に取り入れることもあるだろうと思います。しかし他社がやっているからと言って無条件に自社に取り入れても失敗します。

GoogleやFacebookなどの企業では、社員食堂に力を入れたり、オフィスに遊具を設置したり、瞑想を取り入れたりしているため、中にはそれらを見て「奇抜なことをやってるなぁ」と考える人もいるようです。「奇抜」に見える場合はマネしない方が良いでしょう。あれは奇抜なことをしているのではなく、合理性を極めた結果です。自社において合理性を追求して実際に改良を加えていったら結果的にこうなった、ということです。

つまり前提として文脈があるわけですが、「奇抜」に見えるということは文脈を理解することができていません。この状態で「奇抜だけどあの会社がやってるんだから効果があるのだろう、ウチでもやってみるか」では失敗するので気をつけましょう。

個人の仕事の能力を高める

どれだけ働き方を変えたところで、働く本人の能力が低いのであればそれほどの効果は得られません。よく注目されているテレワークを導入するにしても、高い自己管理能力が求められます。

働き方や働く環境が悪いと言われることは多く、確かにそれなりのことはあるのでしょうけども、それだけが悪いのではないはずです。大半の人は本すら読まないようですが、自己閉塞性や傲慢性が高まってはいないでしょうか。

さいごに

ちょっと抽象的なことを書きましたが、具体的なことについて書いているネットで見られる記事の多くは、働き方改革に関するサービスの広告になっているものが多く、逆にこういったことは個人ブログにしか書けないのかなぁとか思いました。

周りがやっているからといって、無理にやるのはどうかと思います。そもそも、こんなことを言ってしまえば元も子もないような気がしますが、働き方改革が必要なほど仕事をすることがおかしいように思います。

だからこそ働き方改革をするのだろう、と言われそうなのですが、もう一度じっくりと考えてみてもいいのではないでしょうか。今の状態での働き方改革はまた余計な苦痛を生むことになるのではないかという気がしています。