ゲームにおけるシリーズ最新作と時系列のギャップ

技術の進歩とゲーム作品の時系列

既に発売されているゲームシリーズの最新作が作品の時系列としては過去に当たる場合(特にハードの世代が異なる場合)、昔の出来事であるにも関わらず、技術の進歩によって画面が綺麗になっていたり、最新作という期待から新システムが導入されたりして、ものすごくギャップを感じることがあります。

代表的な作品としてはファイナルファンタジー7シリーズが挙げられると思います。ファイナルファンタジーⅦは1997年プレイステーションで発売されました。その後2007年にはクライシスコアがプレイステーションポータブル(PSP)で発売されました。

時系列でいうと、CC⇒FFⅦですけども、発売日としてはFFⅦ⇒CCであるため、CCの方がグラフィックが綺麗で、かつ新しいシステムも導入されています。結果として、時系列としてはCCの方が過去であるにも関わらず、CCの方がどこか新しいように感じられてしまいます(実際に新しいんですけども)。ここにギャップが感じられてしまいます。

他の代表的な作品としてはメタルギアシリーズでしょうか。さすがにメタルギアとメタルギア2ソリッドスネークは仕方がないような気もしますが、メタルギアソリッドとメタルギアソリッドVにはえらい違いがあります。この2つに関しては映像技術は言うまでもないことですけども、ストーリーやシステムにも大きなギャップがあるように思います。

特に、第三の子供(宙に浮いた少年)やスカルズ、クワイエットなんかは強すぎて、核どころじゃないだろ、とツッコミを入れたくもなりました。メタルギアソリッドでは第三の子供の成長した姿が見れますが、一体何があったんだ、というくらいに弱体化し、ネタ化しています。まあこれはこれで面白いような気もしますけども、やっぱりギャップを感じます。

シリーズ最新作と時系列のギャップはゲームクリエイターやデザイナーも苦労しているのでしょうか?ゲームの制作に関わるところについて、私は全く知らないのですが、売上を作らなければならない以上は、既に発売されているヒットした作品のストーリーを深めるのは当然のことでしょうし、また新作なのですから新規性を持たせなければならないのも当然のことだと思います。この辺に葛藤があるのかなぁ、と感じました。

ギャップをなくすには?

ギャップが生まれるのはある意味必然なのだろうと感じるのですが、でもできる限りギャップは無くした方がいいんじゃないか、とも感じます(逆にギャップが懐かしさや独特の味を出しているのかもしれませんけども)。

ではどうすればギャップをなくせるのか、というと、結局のところリメイクくらいしか方法はないですね。FF7もPS4でリメイクされることが発表されています。リメイクすれば基本的なストーリはそのままなので楽ですし(ある程度の変更はしなければならないでしょうけども)、過去にオリジナルを遊んだことがある人にとっては懐かしくて需要があるでしょうし、何かと都合が良いように思われます。あと直接的にギャップをなくすわけではありませんが、移植も有効な方法なのでしょう。

しかしリメイクや移植が増えてしまえばプレイヤーとしては「またか」という感じもしてしまいますから、この辺のバランス感覚は非常に難しいものがあるな、とも思います。「新規性」というのはどの分野においても厄介な問題ですね。