ゲームはもっと評価されてもいいのではないでしょうか

ゲームは好ましくない?

スマッシュブラザーズに関する記事をいくつか出しました(「【スマブラ】上達のために知っておきたい基本中の基本(初心者向け)など」)。もともとスマブラは、専門化した格闘ゲームへの反動として登場したものだと思うのですが、ネットを検索してみると専門用語ばかりを使って解説しているサイトが多く、残念な感じがします。そこでできる限り専門用語を使わずに解説してみたんですけども、我ながらよく書けたな、と自画自賛しています(*´ω`*)

しかし、ブログのどの記事がどれくらい読まれているのかを分析することができるのですが、スマブラに関する記事はほぼ読まれませんでした。「スマブラ」という特定のゲームについて書いたため(しかも数年前のゲームだし)、読まれないのは当然ともいえます。

ですが、さすがに読まれなさすぎだろうとも感じました。そもそもゲームに対して悪いイメージが先行しているように思います。実際にそういう統計があるのかは知りませんけども、「ゲームする暇があったら勉強しろ」とか「ゲームには生産性がない」とか言われることが多いですから、あながち間違いとは言えないでしょう。

また海外(特にアメリカと韓国)では、ゲームはeスポーツと呼ばれ、非常に注目されています。つまり、ゲームはスポーツとして認知されているわけです。世界大会も開催されていますし、経済効果も一般的に想像されるようなスポーツを凌駕する勢いであり、さらにはオリンピックの正式種目として登録される可能性も出ているほどです。日本では言うまでもなくeスポーツの認知度は低く、ゲームがスポーツとして認められるようになることはまだまだ先でしょう。

とは言いつつも、私自身、高校に入ってからはほとんどゲームをしていませんでしたし(最近またやるようになりました「Newニンテンドー2DSLLを買ってみた感想」)、今でも詰まらないゲームは多いと感じています。ただ、ゲームにもすごい点というのはありますし、その点に関してはもっと評価されてもいいだろう、評価されないにしてももっと真剣な話があってもいいんじゃないか、と思います。

ゲームは意外とすごい

個人的にゲームのすごいと感じるところは、勝ち負けを明確に定義していること、そしてそれを楽しめるような仕組みを入れていることです。

例えばスマブラでは、相手を画面の外に出せば勝ち、画面の外に出たら負け、と定義されています。他にも、得点を稼ぐようなゲームだと何をすれば得点になるのかをしっかりと定義しています。何気ないことかもしれませんが、この定義を作っていることがまず素晴らしいと思います。

そして、勝ち負けの定義は多くの場合非常にシンプルになりますが、そのシンプルなものを楽しいと思えるような(思わせるような)仕組を構築しているのもすごいです。スマブラなんて相手を画面の外に出すだけのゲームですけども、技をどう出すかなど読み合いが生まれるように作られているので、シンプルながらも楽しめるようになっています。

この定義と仕組の2つの要素は他のものにも応用ができるはずです。例えば、最近では選挙の投票率が低いことが問題になっていますが、もしかするとこれは政治に興味を持っている人が少ないのではなく、単に仕組の不具合なのかもしれません。AKBの総選挙はゲームの要素を組み込んだ典型的なモデルだと思いますが、あれほど選挙に熱中できるのは仕組が整っているからだと思います。

もちろん、CD買えばいくらでも投票できるというのは民主主義ってなんだっけ?くらいの疑問を感じさせるものですが、しかし実際に応用するかどうかは別として、そういうアイディアには学ぶべきものがあるのではないでしょうか。

選挙のような大きなものでなくても、仕事や家事などにもゲームの考え方は応用できるだろうと思います。何をすれば勝ち(または得点)となるのかを定義し、それを楽しめるような仕組みを組み込めば、詰まらない作業でも楽しめるかもしれません。営業成績ランキングはそれに近いと思います。また家事でも、行う順番を決めてタイムトライアルとかすれば面白そうですし、時間短縮のために今までとは違った効率の良い方法を生み出せるかもしれません。

こんな感じで、ゲームの要素を抽出して他の作業に応用したり、あるいは何らかの作業を既存のゲームの枠組みに組み込むことができれば、役に立つだろうと思います。

ゲームの背景についても

以上のような、ゲームの要素を役立たせよう、というもの以外にも、ゲームの背景についての話があってもいいのではないか、という気がします。

例えば、日本ではソーシャルゲームがそれなりの成功を収めていますけども、アメリカではそうでもないそうです。ではなぜ日本ではソーシャルゲームが流行できたのか、こういった疑問もあると思うんです。

よく文学なんかでは、その作品が誕生した背景なんかを調べたりすることがありますが、だったらゲームにもそういったものがあってもいいのではないか、ということです。

ゲームではよく聖霊とか魔法とか出てきますよね。ファイナルファンタジーとかは典型的だと思うんですけども。でも同時に日本人の多くは宗教嫌いで無宗教だと言われています。無宗教なのになぜ聖霊や魔法には抵抗がないのか、むしろ楽しめる要素として機能しえるのか、という疑問も持てると思います(ちょっと浅いですけども)。

つまり、ゲームを現象として捉えて、その周辺で何が起こっているのか、という観点からゲームを考えることもできると思いますし、そういうのがあってもいいと思います。

ゲームを見直そう

ゲームを見直そう、といったら何か変な感じもしますが、でももうちょっと注目されてもいいんじゃないか、注目までいかなくても「ゲームは無駄」という一言で無視するのをやめる、くらいのことにはなってもいいんじゃないか、という気がしています。

私自身、今までそうだったので反省しないといけないな、と感じているのですが、ゲームから学ぶこともあるだろうと思います。

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