超絶イケメン画家ヴァン・ダイクとその作品

ヴァン・ダイク

ヴァン・ダイクはバロック期、フランドルで活躍したイケメン画家です。ルーベンスの弟子でもあり、作品からはその影響が伺えます。宮廷など上流階級の肖像画が特に有名で、その他にも歴史画や宗教画など数多くの作品を残しています。

ただ、あまりにも大成功を収めたため、作品を量産せざるを得なくなり、大部分を弟子に描かせ少しだけ本人が筆を加える、というようなこともありました。中には全く関与していない作品もあるとか。一時は品質の低下に陥ったこともあるようなのですが、これはいつの時代でも同じですね。

ヴァンダイクの作品

『自画像』

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ヴァン・ダイク本人です。うーん、イケメンですね。その表情やポーズからは自信が感じられます。イケメンで絵が上手くてカネもコネある。いいですねぇ(*´ω`*)

『マントを分け与える聖マルティヌス』

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描かれているのは、聖マルティヌスが教会に行く途中に出会った裸の乞食に自身のマントを分け与えている場面です。この絵のスゴイところはやっぱり馬ですよね。この躍動感や肉質、素晴らしいの一言です。馬は最も高貴な動物と言われることがありますが、これはまさに高貴ですね。白馬に乗った王子さまって感じでしょうか、実際こんなのは現代にはあり得ないでしょうけども。

『キリストの逮捕』

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イエスが捕らえられる瞬間を描いた作品。右から2人目の青っぽい服を着ているのがイエスです。そしてイエスの左側で接吻をしているのが裏切ったユダ。画面左下には祭司長の耳を切り落とそうとするペトロが描かれています。

『十字架昇架』

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イエスが十字架にかけられるところを描いた作品。ルーベンスも同じテーマで描いていますが、影響を受けているのが分かりますね、見比べてみると非常に面白いです。

イエスの頭上にある「INRI」というのは、ラテン語「IESUS NAZARENUS REX IUDAEORUM」の頭文字をとったもので、意味は「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」になります。つまりイエスの罪状のことです。

『キリストの磔刑』

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これは十字架にかけられているイエスを描いています。イエスの足元で泣いているのはマグダラのマリア。聖母マリアと名前が同じですが、別人なので注意が必要です。聖母マリアは右側の手を差し伸べている女性ですね。ちなみに聖母マリアの左にいるのはヨセフ。人物の表情がすごいですね、こういう感情表現がヴァン・ダイクのよさでもあります。

『ボルゴマネロ侯爵カルロ・エマヌエーレ・デステ』

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ヴァン・ダイクの代表的な肖像画。イケメンですね、ヴァン・ダイクが描く人物はたいていイケメンです。隣に犬が大人しくお座りしていますが、犬は従順の象徴でもあります。

全然関係ないですが、社長って犬好きが多いですよね、きっとそういうことなんですよ。

『馬上のチャールズ1世とサン・アントワープの領主』

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馬に乗っているのがイギリスの王様チャールズ1世。優しそうな表情をしていますが、威厳に満ちていますね。それにしても馬がすごい。ヴァン・ダイクの描く馬はみんなイケメン。

『狩猟場の王』

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ヴァン・ダイクの肖像画では多分最も有名だと思います。こちらもチャールズ1世を描いたものです。王様を描いているのに全然堅苦しくないのが特徴的ですね。王様も人間なのだって感じの印象を受けます。本作にも馬が描かれていますが、やはりイケメン。こちらの馬は優しそうな表情をしています。馬も日常仕様。

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