スペイン宮廷画家ベラスケスとその代表作

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ディエゴ・ベラスケス

ベラスケスはバロック期に活躍したスペインを代表する画家です。美術史において非常に重要な人物で、バロック期の他の画家だけでなく、印象派誕生のきっかけともなったマネなど、後世の画家にも多大な影響を与えています。

スペインの宮廷画家として有名で、特にフェリペ4世に関する作品が多く残っています。ベラスケスはスペインから出ることはほとんどなく、また宮廷の仕事が多かったため、その作品のほとんどが王宮内に残り、後にそのままスペインを代表するプラド美術館に移っています。

ベラスケスの代表作

『教皇イノケンティウス十世』

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モデルはキリスト教会のお偉いさんです。ベラスケスの肖像画として非常に有名で、まさに傑作ともいえる作品です。写実性が非常に高いのが特徴で、後世の画家にも影響を与えるほどの作品なのですが、個人的にこの作品を見ると笑っちまうんですよね。ベーコンさんなんですが(笑)気になる方は「ベーコン 教皇イノケンティウス十世」で検索してみてください、ハッスルしてます。でもやや閲覧注意かな?

『キリストの磔刑』

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イエスの磔刑を描いている画家は大量にいるのですが、ベラスケスのはその中でもかなり有名な方だと思います。すごいリアルですよね。背景は真っ暗なんですが、イエスが光っていて、神々しい様子が見て取れます。

イエスの右わきに傷がありますが、これはイエスを十字架にはりつけた後、イエスが死んでいるかどうかを確認するために兵士が槍を刺した際にできた傷です。ちなみにその兵士の名前はロンギヌスといわれています。エヴァンゲリオンのロンギヌスの槍はここからそこから来ているわけですね。

『フェリペ4世』

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王としての威厳を保ちつつも、その表情は優しそうで人間味に溢れています。これだけ立派に描かれたらフェリペ4世もさぞ喜んだでしょうね。つまり美化されたっていう。

『フェリペ4世』

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もう一枚フェリペ4世。個人的にはこちらの方が好きですね。

『マルガリータ王女』

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フェリペ4世の娘さん。似てる!!

『ラス・メニーナス』

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ベラスケスといえばやっぱりこれですよね、『ラス・メニーナス』です。真ん中の、こちらを見ている白いドレスの女性が、フェリペ4世の娘さんマルガリータです。その周りにいる女性たちが女官で、左で筆を持っているおっちゃんがベラスケス本人。

技術的に優れているのは言うまでもないのですが、王族の生活風景をありのままに描いていることで高い評価を得ています。右端の男の子なんか犬蹴ってますもんね。

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