客についてムカつくこと、どうなのかと疑問に思う客

客の方が上だと思っている

まず1つ目は、客は店よりも立場は上である、と思っている客です。おそらく「お金を払ってやるのだから客は上なのだ」という考え方をしているのだと思います。

しかし本来は、店の方が客よりも立場は上です(もちろん商品とその対価はお互いが等しいと認めていなければならないので、その意味では対等ですが)。客は客にとって必要なものを持っておらず、店は客が必要とするものを持っています。そして客はお金を出せば商品が手に入ると思いこんでいるようですが、店は拒否することも可能です。店が販売拒否をすれば客はどうすることもできません。

お金なんか何の役にも立ちませんからね、ただの交換するためのツールなんですから。紙を食べるわけにもいきませんし。

契約が理解できない

契約が理解できない、と表現すると語弊がありそうですが。たとえば、いつまでに納品する、とします。これだけで契約だと認識する人がいます。また契約書を作ると、できなかったらその時に考える、みたいな滑稽な内容になることが多いです。問題になってから考えても揉めるだけじゃないですか。揉めないための契約であり、言った言ってないを回避するための明文化です。

それから、納品できなかったら○○円支払う、となったとします。そして納品できなかったら「間に合わなかったんで○○円支払いますね」でOKなんですけども、これをOKと見なさない人が多いと思います。「いつまでに納品する、無理だったら○○円払う」で1つです。これが分からない人は「納品は絶対、○○支払うのは罰金」というような認識をしているのかもしれませんが、いいんです。

法学では契約も法と捉えるのでしょうか?法意識で有名な川島武宜は「伝統的な日本の法意識においては、権利・義務は、あるような・ないようなものとして意識されており、それが明確化され確定的なものとされることは好まれない」と言ってますけども、あらゆる決まり事において法意識と同じような傾向があるように思います。

昔はそういった意識でも上手く社会が機能していたのかもしれませんが、ここまで複雑化してしまった現代においては、ハッキリとさせないと何かとマズいように感じます。

(言うまでもないことですが、店が客にわざと不明瞭な契約をするのはダメです。例えば「○○日までに解約しなければ料金が発生する」というのを客が理解できないような形で契約に忍ばせてはいけません)

客は平等だと思っている

まともな飲食店の食べログのコメントを見ているとたまにあるんですが、「同じメニューに同じお金を払ったのに、他の客よりもしょぼかったです。この店は客を差別するのでしょか?星1つです。」みたいなのです。

例えば天麩羅だと、お得意様には特別な塩を出したりします。お寿司屋さんだと、おまかせにするとお得意様と初めての人とではあからさまにネタが異なります。

店が提供するものと客が支払うものは対等である必要はありますが、店はすべての客を対等に扱わなければならないことはありません。店がお得意様に特別な対応をするのは当たり前のことです。ていうかむしろ、何度も店を利用してくれている客と初めての客を全く同じ扱いをするのは、それこそ失礼ってものでしょう。

でもこれは何となく仕方がないような気もします。最近は何でも大型化やチェーンですからね。そういう店しか周りにないのであれば、客は平等だ、と思ってしまうのかもしれません。しかし上記のように、それは平等ではなくてむしろ不平等なんですけども(最近はポイントを導入することで関係性を効率化してますが、しかし、いざという時に大型店やチェーン店が助けてくれるとは思いません)。

値引き

これは結局のところ損をするのは客なんで、まあ別にいいんですけど。くどいですが、店が提供するものと客が支払うものは対等でなければならないので、支払い額を下げるのであれば商品の質も下がります。値引きを受け入れている店もありますが、あれは多くの場合、値引きを前提に値段を組み立てています。

さいごに

客は選んだ方がいいと思います。そしてこれは店のためだけではなく、客のためにもなっています。お得意様に迷惑をかけるわけにはいきませんからね。

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