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母校がテーマパークになってきた?

私が大学を卒業してからまだ4年しか経っていないのですが、母校のその大学がエライ変わってきています。どうも新しいブランドを作ったみたいで、それに伴って校舎を立て替え、そしてキャンパスの至るところに特に意味のない英文が書かれたカラフルなポスターがベラベラと貼られているわけです。建学の精神はどこにいったのかなぁと思わないでもない。

もともと母校は文学から始まっています。文学というか今で言うところの文学ですけども。そして徐々に時代の流れに沿わないといけない、つまり端的に言うと文学で生き残れるわけないよね、とか何とかで経済学部が作られて、そこから総合大学への道を歩んだとか何とか聞いています。それでやっぱり経済学部が作られることが決まった時は大学関係者からかなり批判が出たみたいですね。私も当時の人間だったら反対したと思います。

でもぶっちゃけ経済学部が無かったら文学そのものがダメになっていただろうと思います。そう思えば今のテーマパークみたいになっている大学というのも仕方がないのかもしれません。そこまでしないとお金が入ってこない。学生というお客さんを釣りまくって、その利益を一部の研究に費やすわけです。よく言われるのは(私が勝手に言ってるわけではないです)、9割はクソで9割から得たものを残りの1割に充てる、というものです。

毎月大学から「今大学ではこんなことをやってますよ~」みたいなお知らせが届くのですが、これは同時に将来の学生への広報にもなっているわけで、書かれているのは大企業で活躍するOBOG、ベンチャー企業を立ち上げる在学生、というようなものが多い傾向にあります。建学の精神から言えば、ある種のニートに近い人種の紹介とかあっても良いような気がするのですが、やっぱりそうはならないわけです(ニートはさすがに極端ですが)。こういうのを見ていると、一見キラキラしているようにも思えますが、同時に大学の苦労が見えてくるような気がします。

在学中のときはキャンパスが嫌いだったんですよね。「いかにも大学」みたいな感じがしていて、またその「いかにも」が利益を追求しているような気がして、つまり学生はカネのためのものでしかないというような感じがしてきてイヤだったわけです。よくあるじゃないですか、窓張りの馬鹿デカいキレイな建物があって、その前に一本道が通っていて、その周辺に噴水があって、みたいな。そうじゃなくてもっとこじんまりとした、古風なものが私は好きです。その点、母校の文学部は最高でしたよ。

今でも文学部は、まあ多少大衆向けの学科ができたりもしてるけども、大学の鑑だと思います。キャンパス別れてるのが救いですね。ネットでは色々と言われてはいるけども、本当に良い大学ですよ。中には滑り止めで母校に行く人もいるだろうとは思うのですが、自信持っていただきたいですね。

(別に文学以外の学部学科が悪いと言っているわけではないのですが、でも大衆迎合的な使われ方をしているのは確かだと思うんですよ。あくまでも私の目にはそう見えるんです。もっと純粋な意味で学問できればいいなぁ。せっかく建学の精神のあるのに…)