頭の中のネットワークが繋がる瞬間

f:id:k024:20170807191452j:plain

頭の中のネットワークがつながる時

最近知ったのですが、頭のいい人や勉強のできる人の中には「頭の中のネットワークが繋がる瞬間」というのを経験している人が多いそうです。

より具体的にいうと、今まで学んできたことは独立したバラバラの情報に過ぎなかったのに、ある瞬間にその情報がすべて繋がり出して、総合的に理解・判断できるようになった、という感じです、説明が難しいのですが。

それで興味深いのが、みんなそれぞれネットワークが繋がる瞬間というのが違うことです。何らかのきっかけがあるのだろうと思うんですが、どうも人によって違うようなんですね。それで何がきっかけでそういう頭ができるんだろう、という疑問が私にはあります。

実をいうと、私も経験しました(私はそんなに頭が良いわけではなく、偏差値50ちょっと程度の中堅私立大卒なんですけども)。そこで、私の経験を書き出すことで何か分かったらいいな、と思います(漠然としていますが)。

私の中では、ネットワークが繋がる直接的なきっかけがあったんですけども、それ以外にも重要なことがあるように思うので、3つ書き出してみたいと思います。

1.違う視点

違う視点、というとかなり漠然とした表現になるんですが、今まで信じていたことが実は間違っていた、というようなことを知った時に、頭の中で何かが起きたような気がしないでもないです。

これを最初に経験したのは高校生の時でした。高校の時は何かを聞くと何も疑うことなく信じてしまうタイプで、良くいえば純粋、悪くいえばバカでした。

そんな私はテレビで言われていた「温暖化は人間が出したco2によって引き起こされる」を信じていました。ところが、ある課題で温暖化について調べてみたところ、実は温暖化は人間の行動は関係なく勝手に起きているとする説があることを知ります(温暖化の原因が人為的なものなのかどうかは現在でも意見が分かれていたと思います、たぶん)。

別に温暖化そのものはここでは関係ないんですが、とにかく、自分が絶対的に正しいと思っていたものが実は間違っている又は間違っている可能性がある、というように、自分が持っていた視点とは違う視点を得ることが、頭の中のネットワークが繋がる土壌を作ってくれたような気がしています、まったく関係ないのかもしれませんけども。

2.批判

大学に入ってから批判の重要性を知りました。批判というのは吟味のことで、「こういう意見があるけども、これは本当に正しいことなのだろうか」と考えることをいいます。

批判のない学問なんか存在しませんが、私は大学では宗教学(偏差値が低かった)をやっていたんですけども、特に批判が重要な学問でした。そのため先生から批判のやり方という基本的なところから教えられたと思います(今は覚えてませんけど)。

このときに、疑っていいんだな、と感じました。というのも、私にとって小中高の先生というのは絶対だと思っていたものですから、それを妄信していたわけです。そして批判を覚えてからは小中高の先生は別に正しくとも何ともなかったことを知り、もっと言えば世の中に広まっている常識というようなものも信仰のようなものに過ぎないことを理解しました。

私にとって批判はかなり面白い道具だったんですけども、高校の時に温暖化の違う視点によって得た新鮮さのようなものを感じていなければ、ここまで批判を面白く感じることはなかったと思います。

そんな感じで、いろいろなことを疑っていたんですけども、大きな問題が起きて、それは何が何だか分からなくなってしまったことです。今まで正しいと信じていたあらゆることが実はそうでもねぇということになって、頭の中にいろいろな考え方が出てきました。散らかった部屋みたいになっていたと思います。

3.概念の階層

私の頭の中のネットワークが繋がることになった直接的なきっかけが、この概念の階層です。概念の階層、という表現が正しいのかは知りませんが(認知科学とか言語学とかの領域になるのでしょうか?)、概念には階層があるということを知りました。

概念の階層というと何やら難しそうな感じがしますが、非常に単純です。

例えば、「動物」という概念は「犬」「猫」「猿」などを含みます。また「犬」という概念は「柴犬」「秋田犬」などを含みます。つまり「動物」の下に「犬」があって、「犬」の下に「柴犬」がある、というような感じです。階層になってますよね?パソコンのフォルダと同じような感じです。

この概念の階層を知った時に、じゃあ今私の頭の中にある散らかっている情報・概念にも階層があるんじゃないの?それぞれの概念の関係性を押さえて構造を作ればいいんじゃないの?ということに気づきました。気づいたとたんに頭の中が全部繋がったように思います。

ちなみに頭の中のネットワークが繋がると、この記事(資格勉強に便利!概念の繋がりを意識して丸暗記から卒業しよう)にも多少書いたんですが、新しい概念をインプットする際は既に持っている概念と結びつけることができるので簡単にインプットできるようになり、またアウトプットする際にも関連する概念を引き出すことができるようになります。

頭の中のネットワークをつなげるために

個人的に重要だと感じているのが、まず前提として膨大な概念を獲得することが挙げられると思います。これは非常に単純で、つなげる概念がないならそもそもつながらないよね、というだけの話です。概念をつなげるなら、つなげる概念を持っていないといけません。そのために概念を大量に獲得する必要がある、そして私の場合は批判によって概念が拡大したのだろうと思っています。

それで面白いのが、私が知ってる、ネットワークが繋がる瞬間を経験している人というのは、だいたい大学の受験勉強の時なんですよね。つまり受験勉強で、丸暗記とかをすることによって大量に概念を得るのだろうと思います。

そしてどうやってつなげたのか、というのが気になるのですが、おそらくですけども、やっぱり数学なんじゃないのかなぁって思うんですよね。概念の階層って、数学でいえば集合みたいなもんだと思うんですよ。つまり数学によって、考えるためのトレーニングができるのではないか、っていう。いや、分かんないんですけどもね。

この記事を読んでいる人がいるかどうか知りませんけども、頭の中のネットワークが繋がる瞬間を経験した人はいますか?そのとき何かきっかけはありましたか?気になります。

バカの定義を考えてみました、どうでしょう?
資格勉強に便利!概念の繋がりを意識して丸暗記から卒業しよう
実は全然違う!批判と非難の違い
宗教学って何?どんなことを勉強するの?
自分のIQってどれくらいあるの?正確なIQの測り方