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アカポスって夢ないよなぁ

アカポス

アカポスというのは、色々あるのですが、早い話が大学教員です。これになるのがすごく難しいんですよね。大学のお金の問題とかもあるのでしょうけども、非常勤講師の雇い止めなんかも問題になっていて、また今後の少子化なども考えるとますます大変なことになりそうです。

なっても大変

もしアカポスをゲットできたとしても、それそれで大変です。一言で言ってしまえば激務なのです。休みはないし残業は多いしで大変です。

大学教員の仕事というと、研究と教育をイメージされる方が多いと思うのですが、もう一つあって、それが大学運営なんですね。これがなかなかやっかいで、何かよくわからない事務作業とか会議とかがあるんです。

学外の仕事もあります。学会の事務とか、シンポジウムとか講演会とか研究会とか。こういうのはたいてい土日に行われますから休みなんかとれたもんじゃありません。もちろん準備もしないといけませんから、大学の仕事の合間にちょこちょこと進めていくんですけども、時間がありません。

とある大学教員が面白いことを言っているんですけども、「落命館大学」っていう。京都の某私立大学に勤務されていらしたんですけども、激務すぎて、「どんだけ働かせんねん」ということで雑誌に漏らしたんですよね。そのときに「落命館大学」という名前を使ったんです。命を落とす大学ですね、非常に分かりやすいです。最初は「絶命館大学」にするつもりだったそうなのですが、さすがに言い過ぎか、ということで「落命館大学」にしたそうですけども、それくらい大学は大変ということです(でもこの某大学は激務で有名ですから特殊かもしれませんけども)。

あと蔵野大学の長谷川秀夫教授が「残業100時間で」うんぬんかんぬんと以前ありましたが、これは確かに問題発言だとは思いますけども、大学という場を考えるならば、確かにその通りだと思います。大学教授ってどんだけ残業しているんでしょうね。夜に大学いったら研究室は普通に電気ついてますもん。

そういえば、これはテレビでちょろっと出てきたんですが、大学の激務に耐えられなくて鬱になって辞めた人がいたんですね。その人の専門は素粒子物理学だということなんですが、この分野で常勤になれるって相当な偉い人だと思うんです。にも関わらず辞めるというのは、やっぱりそれだけ大変なのでしょう。

アカポス取るまでめちゃくちゃ大変なのに、なってからも大変なことが大量にあるわけです。最近では論文の盗作とかが問題になっていますが、もしかするとそれだけ大きなプレッシャーがあるのかもしれませんね。大学教員の一番の本業は研究であるはずなのですが、教育と大学運営が大変すぎて、研究の時間がないんだと思います。たぶん論文のノルマとかはないはずですが、暗黙のノルマみたいなのがあるのかもしれません。

ああ、あとお金がないですね。お金をもらうための研究とかも必要になってきて、余計なことをいっぱいしないといけないとかも聞きます。某哲学者が、哲学には「おける論文」が多過ぎると言って問題視してました。おける論文というのは、例えば「現代におけるニーチェ」とか「大学におけるニーチェ」とか、そういうのです。事柄に当てはめればいいわけですから、比較的楽に論文がかけるんですね。なので研究実績を作りやすい。こういうのが多くなると研究の質が下がってしまうということなのだそうです。

なんか書き出すとキリがないんですけども、大変やぁ(>_<)