大学教授はアイドルに似てる?

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大学教授はアイドル?

今日書いたこの記事「B層マーケティングはなぜなくならないのか―脳科学の分野を例に」を読み返してみたのですが、やっぱりまとまっていないですね。消そうかと思ったんですけども、まあいいや。

それで研究職というか大学の教授というか、アカデミックポストというべきでしょうか、いや学者かな。その辺の働き方についてちょっと考えてたんですけども、何かアイドルに似てるなぁという気がしてきました、怒られそうですけども。

アイドルって歌を作ってステージで歌うじゃないですか。学者は論文(歌?)書いて学会や大学の檀上で発表(歌う?)します。

アイドルは歌を作っても注目されなければ全くお金にならないわけですが、学者でもアカポスに就けているならいいですが、注目されなければお金になりません。

アイドルは歌の良しあしに関係なく(ある程度の技術は求められるでしょうけども)、どれだけ上手く人間関係を築けるかにかかっていますが、学者の場合は研究が優れているのは当然のこととして人間関係も上手く作る必要があります。

売れないアイドルの収入は安いですからバイトでカバーする必要があり、アカポスに就けていない学者は論文書いたところで収入は文字通り0ですから(研究費でマイナス?)バイトなどしなくてはなりません。非常勤だったらまだ収入はありますけども、それだけだったら年収200万程度でしょうから生活できません。

がんばって売れたら、アイドルの場合は一気にお金が入ってきますが、それでも安住できるわけではなく、常にいい歌やパフォーマンスを提供し続ける必要があります。良い研究をして注目されたらアカポスに就けるかもしれませんが、私立大の教授で年収1,000万円程度。国立だったら800万円程度。アカデミックの先頭にいてもこの程度。某教授が「残業100時間は甘え」と言ったけども、確かにアカポスやその周辺では100時間どころではないでしょう。それにアカポスに就けても常に研究成果は出す必要があります(論文捏造も多いですし)。

一生懸命研究されている人をアイドルに例えるのは失礼ですが(アイドルはアイドルで大変だと思いますけども)、でも何となく似ているような気がしてしまいました。学者っていったら、やっぱり大学院は出てるし、自分の好きな研究をやっているように見えるから、かなり恵まれているように思えるんですけども、実際にはかなり不安定な自由業ですし、アカポスに就けたとしてもなかなか安心できないところがあるんじゃないかな、という気がします。

大学経営

あまり大学のことは知りませんけども、最近ニュースで大学の雇用問題がよく出ています。多いのは雇い止めの話ですよね。非常勤講師の方はかなり頑張っていらっしゃるようです。

あと少子化の影響をもろに受けますから、どんどんポストが少なくなります。青山学院女子短期大学は学生募集をやめると言っています(青山学院女子短期大学 | 学生募集停止のお知らせ)。これってけっこうなニュースだと思うんですけども。

日本の大学はなぜか高校卒業と同時、または数年の浪人の後に入学することがほとんどで、社会人を経験してから大学に入るというのがほとんどないものですから(偏差値も関係してると思います、もはや就職予備校みたいになってますね)、少子化はどうしようもないですね。入学希望者の幅が広がれば、まだ何とかなりそうな気がするんですが。

日本の大学の数って700は超えてたと思うんですけども、地方の大学とか、いわゆるFランとかは経営がどんどん厳しくなっていきそうな気がします。

あとたまに愚痴を聞きますけども(私はアカポスとは全然関係ないですよ)、全然話を聞かない学生相手に講義をしないといけないのは辛いとか、基礎学力が足りていなくて講義が進まないとか、高校や場合によって中学レベルの内容から教え直さないといけないとか、いろいろあります。確かに、めっちゃ頑張って研究して、その結果がこれだと萎えるかもしれません。しかも給料は安いし、自由時間もほとんどないし。

海外のポストを探しに行く人も珍しくないように思います。

B層マーケティングはなぜなくならないのか―脳科学の分野を例に