3Kだから離職率が高いはウソ?介護職の離職率が高い理由!

介護職はいわゆる3K(きつい、汚い、危険)と言われることが多く、離職率が高いことで知られています。しかし3Kだから離職率が高いというのは誤った認識かもしれません。

離職率はそれほど高くない

介護職は離職率が高いとよく言われます。しかし実際には、他の業界や職種とさほど変わりません。

厚生労働省の『雇用動向調査』によると、業界全体の離職率は、平成24年の離職率は14.8%、平成25年は15.6%です。「医療、福祉」の離職率はそれぞれ13.9%、15.2%なので、ほぼ平均です。

そのため介護職の離職率が高いわけではありません。

なぜ離職率が高いと言われるのか

それではなぜ介護職は離職率が高いと言われるのでしょうか。それは定着率の低さが関係しています。

介護職の離職者のうち、7割以上が3年以内に離職しています。つまり働く人は長く働く傾向があり、辞める人はすぐに辞めていくという傾向があるということです。

このように、離職率そのものは高くはないのですが、辞める人はさっさと辞めていく傾向が強く、またそれが目立ってしまうがゆえに離職率が高いと言われるようになっています。

辞めていく人の理由は?

また介護職の退職理由としては、肉体労働や排便介助などのいわゆる3Kによるものが有名ですが、実は3Kを理由に退職する人はごく少数です。

退職理由の1番は職場の人間関係で約25%ほど、2番目は運営の在り方に疑問を持ったからというもので約23%ほど。この2つは要は職場環境のことを言っているわけですが、これだけで50%近くになります。

つまり介護職を辞める人の多くは、3Kだから辞めるのではなく、職場環境が悪いから辞めているのです。

介護職は可能性にあふれた仕事

介護職には悪いイメージが付きがちですが、以上のように仕事内容そのものに悪いイメージを持っている人はそれほどいません。むしろ多くの人に必要とされる仕事であり、その社会貢献度は非常に高いと言えるでしょう。

また介護職は人材不足が深刻であるため、未経験者や無資格でも挑戦することが可能です。さらに施設によっては資格取得サポートを実施しているところもあり、活躍の場が広がります。正社員になりたい人や安定を求めている人にとっては介護職は非常に魅力的でしょう。

働きやすい介護施設はどこ?求人票から職場環境を推測しよう