なぜ2ちゃんねるまとめサイトがあるのか

2chまとめサイトがある理由

2ちゃんねるが「5ちゃんねる」に名称変更したそうで、もう「2ちゃんねるまとめサイト」とは言えないのかもしれませんが、とりあえず2ちゃんでいいでしょう。

そんな2ちゃんねるまとめサイト、別にまとめなくても元の2ちゃんを見ればいいじゃん、なんでわざわざまとめる必要があるの?という疑問があったので考えてみました。

2ちゃんだけでは分かりにくいのでブログと対比して考えると分かりやすくなると思います。今では日本でもブログがかなり浸透しているんですけども、もともとはアメリカで生まれていることから、2chが日本で生まれた理由を考えるには便利だろうと思います。

2ちゃんねるとブログ

名前

まず2ちゃんねるは匿名です。誰が発言しているのか分かりませんし、過去の発言の同一性も確認できません。

それに対してブログは名前が出ます。名前は実名、仮名を問いません。とりあえず名前はあるので誰が発言しているのかは判断できます。過去の発言なども同一性が確認できるので、立場なども明確になります。

情報の選別

次に問題となるのが情報の選別です。2ちゃんであれブログであれ、誰でも気軽に発言することが可能です。そのため良い情報もあれば全く役に立たない情報もあり、効率的に良い情報を得るためには役に立たない情報を排除しなければなりません。

2ちゃんはスレッドがあり1000までいくと消えるようになっています。一応保存はされません(見れないことはないんですけども)。だからこそ良い情報はコピペされていきます。アスキーアートや有名コピペ(テンプレート)なんかがそうです。コピペをして良い情報を引き継いでいくような感じになります。また匿名であるため、発言は2chの共有物であり、コピペが悪いものという考えにはなりません。

(2ch特有の言葉は匿名ながらも2chの参加者であることを証明するパスポートです。また2chの参加者だからこそ共有物であるコピペは許されるため、外部で利用されると反発が生じます。のまネコ問題など)

一方ブログでは1つの記事ごとに明確なリンクがあります。さらにGoogleの検索エンジンがあるため、良い情報は勝手に上に上がってくるようになっています。今ではアルゴリズムがかなり変わっていますが、最初の頃は被リンク数の数、トランクバックが評価されていました。また名前が出ているため、発言は著作物であり、コピペをすることはありません。そもそもGoogleが勝手に上げてくれるのでコピペをして保存する必要がありません。

まとめ

2ちゃんねるまとめサイトがあるのは、2ちゃん特有のスレッドの問題と、コピペだけでは情報の保存に限界があるから、そして匿名であることが理由として考えられると思います。

また2ちゃんをやっている人の中には、まとめサイトに肯定的である人と否定的である人がいると思うんですけども、それはおそらく、まとめサイトを2ちゃんの延長として捉えるか、まったくの別物として捉えるかの違いだと思います。まとめサイトが2ちゃんの延長であるならばそれは共有物であり、別物であるならば部外者が共有物を無断で利用していることになります(のまネコと同じ状態)。

色々考えてみると、2ちゃんが日本で生まれたのは、その背景に日本特有の精神性があるような気がします。